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ジーエス・ユアサライティング 循環取引 GSユアサ コーポレーション 子会社

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GSユアサ(ジーエス・ユアサ コーポレーション)の子会社「ジーエス・ユアサライティング」で循環取引が発覚したことにより、親会社のGSユアサの9月22日(月)の株価がストップ安になりました。

架空循環取引:GSユアサ子会社、社員が取引か 75億円回収困難

施設照明器具製造・販売「ジーエス・ユアサライティング」(GYL、前野秀行社長、京都市南区)千葉営業所(千葉市中央区)の所長(58)=19日付で総務部=が複数の取引先との間で、商品を売買したように装う架空循環取引を繰り返し、約75億円が回収困難になっていることが分かった。
親会社の自動車バッテリー国内最大手「ジーエス・ユアサコーポレーション」(GSユアサ、京都市)が19日発表した。

同社は弁護士などからなる外部調査委員会を設置。元所長が個人的に利益を得ていないかを含め、全容解明を図る。

GSユアサによると、架空取引に使われたのは主に照明器具に用いるアルミ製ポール。04年に設立されたGYLの各年度の売上高は153億~175億円で元所長を含め社員3人の千葉営業所が約半分を稼ぎ出した計算になっていた。ほとんどが架空取引による売り上げとみられる。

記者会見したGSユアサの依田誠社長は「帳簿類がしっかりしていて見抜けなかった、おわびします」と陳謝した。

引用ここまで。

GSユアサは、鉛蓄電池シェア国内トップ、世界でも2位の会社で、今年は電気自動車関連銘柄ということで注目され、2008年1月22日に年初来安値195円だった株価が2008年6月19日には年初来高値の630円まで急騰し一躍脚光をあびていましたが、ここに来て思わぬ事態で大きく下落しました。

ただ、GSユアサの売上高3100億円に対して、子会社の循環取引の規模は75億円と少ないので、循環取引が親会社主導で組織的に行っていたり、これ以上循環取引の金額が膨らんだりするような事が無ければ倒産するようなことはないと思います。

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