新型コロナは人工ウイルス?
女性「世間では新型コロナの起源に関して、2つの意見で割れています。」
- 中国が人工的に作った生物兵器である。
- 人工的に作られたウイルスでは無い。
人工ウイルス説
武漢の研究所から流出?
新型コロナウイルスが発生した武漢市には「中国科学院武漢病毒(ウイルス)研究所」が有ります。
女性「武漢病毒研究所のP4研究室は、以下の危険な病原体についての研究が行われている中国で唯一の研究室です。」
- RaTG13(新型コロナウイルスと遺伝情報が96.2%一致するコロナウイルス。2013年に雲南省のキクガシラコウモリから発見。)
- SARS
- H5N1インフルエンザ
- デング熱
- 炭疽菌(生物兵器として有名)
しかも研究所は、新型コロナウイルスの発生現場とされている「武漢華南海鮮卸売市場」から直線距離で26キロしか離れていません。
従って「武漢病毒研究所のP4研究室で働く研究生が誤って感染し、流出した人工ウイルスの可能性が高い。」という説が、俄(にわ)かに言われています。
石博士のウイルス実験
武漢ウイルス研究所の研究プロジェクトリーダー「石正麗(シー・ツェンリ、河南省西峡県出身)博士」は、過去16年間にわたって、中国南部亜熱帯の洞窟に生息するコウモリを捕らえ、ウイルスを検出していました。
バットウーマン(コウモリ女)の異名を持つ石博士は、キクガシラコウモリから数百種類のコロナウイルスを検出し、マウス実験でSARSの様な症状を発症し、人にも感染することを確認しています。
さらに研究チームは「SARSウイルス」と「キクガシラコウモリのSHC014ウイルス」を組み合わせた「合成ウイルス」を作製していました。
女性「さらに石博士らは、ウイルスの毒性や伝染力を強める実験も行っていました。」
リュック&ジャン氏の分析
男性「フランスのリュック博士と研究者のジャン氏の二人が協力し、新型コロナウイルスを分析しました。」
- リュック・モンタニエ博士
ウイルス学者。エイズウイルスを発見し、2008年にノーベル生理学医学賞を受賞。 - ジャン・クロード・ペレズ氏
DNAや遺伝子などのゲノム研究者。
分析の結果、リュック博士は「新型コロナウイルスは、人工操作された人工ウイルスである。」と断言しています。
- 新型コロナウイルスは、武漢の研究所で人為的に造られた物である。
- 新型コロナウイルスの配列を調べると、そこには別のウイルス(エイズウイルス)の配列が入っていた。
- これは自然に混ざった物では無い。コウモリのウイルスを組み替えたものである。
- それが事故で流出した。生物兵器など悪意の有る物では無い。
- コロナウイルスを使って、エイズワクチンを作ろうとしたと仮説している。
- 新型コロナウイルスが、海鮮市場から出た可能性は無い。
ジャン氏も「(新型コロナウイルスは)時計職人が行うような精密なもので、自然に存在する事は有り得ない。」と述べています。
自然ウイルス説
米国家情報長官室の見解
米国家情報長官室(ODNI)は、「新型コロナウイルスは中国が起源だが、人工的な物でも遺伝子組み換えされた物でも無い」と発表しています。
中国の劉教授の見解
中国CDC(疾病予防管理センター)の「劉教授」は、新型コロナウイルスの発生源について「人工的に作られた可能性は極めて低い」と述べています。
なお、中国外務省はウイルスの発生源に関する独立調査を求める声に対して、断固として反対する姿勢を鮮明にしています。
WHOのファデラ氏の見解
2020年4月21日、世界保健機関(WHO)の「ファデラ・シャイーブ報道官」は、「新型コロナウイルスが中国・武漢のウイルス研究所から流出した可能性は無い。」と述べています。
又 シャイーブ氏は「客観的な証拠はこのウイルスが動物に由来するもので、研究所で誰かに細工されたものではないことを示している。」と述べています。
世界の科学者の発表
2020年2月に世界の科学者27人が英医学誌ランセットで「新型コロナウイルスは自然界に起源がある。」とする共同声明を発表しています。
市場のコウモリから伝染?
中国の報道では「新型コロナウイルスは、中国武漢市の海鮮市場で売られていたコウモリから伝染した。」とされています。
しかし新型コロナが発生した2019年末は、市場でコウモリは売られていませんでした。
コウモリのウイルスに類似
中国などの研究者は「ゲノム配列の解析により新型コロナウイルスは、コウモリが持つコロナウイルスの配列と96%同じである」としています。
日本の厚生労働省のホームページでも、コウモリ由来のSARS(重症急性呼吸器症候群)に似ている事から「コウモリが新型コロナウイルスの起源となった可能性が考えられる」としています。
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