「希望の一本松」は、日本百景に数えられた名勝「高田松原」に、約2キロに渡って生えていた約七万本の松うち、たった一本津波に耐えて生き残った松です。
「希望の松」、「ど根性松」とも呼ばれていますが、一般的には「奇跡の一本松」と呼ばれる事が一番多い様です。
希望の一本松(希望の松、ど根性松)は、津波による塩害で根が腐り枯死状態となっており、残念ながら再生は不可能な状態です。
その為、希望の一本松は、来月の2012年9月12日に切り倒され、木を五つに切断し、幹をくりぬいて防腐処理を施し、木の中心部に金属製の棒を入れ、元の場所に組み立て直すとの事です。
表現が悪いですが、動物で言えば剥製(はくせい)みたいな感じです。
保存作業が開始されると、当面の間は希望の一本松(希望の松、ど根性松)が見れなくなるので現在、全国から大勢の人が希望の一本松の見学に訪れています。
震災2年となる来年の2013年3月11日までの完成を目指して工事は進められます。
希望の一本松 地図 場所 位置 所在地 住所
「陸前高田 一本松 行き方」ですが、希望の一本松が立っている場所は上の地図の下の「奇跡の一本松」で、住所は「岩手県陸前高田市気仙町字砂盛176-6」です。倒壊した陸前高田ユースホステルのすぐ近くに有ります。
一部の観光の情報サイトなどでは、希望の一本松の所在地が高田松原の中央になっていますが、実際は高田松原の端に立っています。
希望の一本松 電車での行き方
希望の一本松へのアクセス(行き方)は、電車の場合、JR大船渡線(おおふなとせん) 陸前高田駅(りくぜんたかたえき)から徒歩20分なのですが、現在は東日本大震災による津波で駅舎・線路が消失しています(´;ω;`)ブワッ
希望の一本松 自動車での行き方
車で希望の一本松へ行く場合は「国道45号線 高田バイパス」を走っていれば海の方角に希望の一本松が見えるので近くまで行き、途中から徒歩で行くといいと思います。私は、この方法で希望の一本松の場所へ行き、見学しました。
「希望の一本松」の詳細については、奇跡の一本松 東日本大震災 岩手県 陸前高田市 高田松原 画像 写真を参照。