証券税制の軽減税率延長は、結局、3年の延長で落ち着いた様です。
以下、ロイターより抜粋です。
自民・公明両党の幹事長・政調会長・税制調査会長は30日、追加経済対策に関する最終協議を行い、対策に盛り込む証券税制の軽減税率延長期間は3年とすることで合意した。公明党の山口那津男政調会長が、協議後に記者団に明らかにした。
金融資本市場安定化対策の一環として、金融機能強化法改正案の延長期間とあわせ3年の延長を決めた。
現在、株式投資の譲渡益と配当の税率は10%の軽減税率(本則は20%)が適用されているが、2009年からは原則20%に戻ることが決まっていた。
しかし、世界的な金融危機による金融・証券市場の動揺が収まらない事から、軽減税率の延長を市場安定化対策の一環として対策に盛り込む。
証券優遇税制の延長期間についても、明確に年限を打ち出すことで、金融資本市場の安定化に向けた政府・与党の姿勢を訴える。
引用ここまで。
証券優遇税制 3年延長 決定
ただでさえ株価が大暴落しているこの非常事態に、流石に株の税率を2倍に上げるわけにはいかないですね。
ただ、個人的には年収によって所得税の課税率を決めるのが一番ベストの様な気がします。
例えば「株の利益を含めて年収300万円以下なら、配当と売却益の税率をゼロにする」と言った具合です。
これなら「証券優遇税制は、金持ち優遇」と叩かれる心配も有りません。