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日銀 政策金利を0.2%引き下げ 0.3%に

経済 金融
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日銀 日本銀行

以下、ロイターより一部引用。

日銀は31日開催の金融政策決定会合で、政策金利である無担保コール翌日物金利の誘導目標を現行の0.5%前後から0.3%前後に引き下げることを決めた。
賛成4・反対4の賛否同数だったため、議長である白川方明総裁が決定した。
景気の下振れ懸念が強まっている事から、金融政策面で景気を下支えする必要があると判断。量的緩和策政策を導入した2001年3月以来、ほぼ7年半ぶりに金融緩和措置に踏み切った。

<利下げ賛成は7人、3人は0.25%主張>
決定に反対したのは須田美矢子審議委員、水野温氏審議委員、中村清次審議委員、亀崎英敏審議委員の4人だったが、白川総裁は決定会合後の会見で、このうち3人は0.25%への利下げを主張したことで反対に回ったことを明らかにした。1人は現状維持だった。
0.25%では無く、0.3%への引き下げにとどめたことに関して「金融緩和効果をあげていくことだけに焦点を合わせれば、金利引き下げ幅を大きくするという考え方もあるが、金利引き下げ幅を大きくすると短期金融市場を中心として金融市場の機能自体に悪影響が出てくる。この2つの関係を意識した上で、最適な組み合わせは何かということを考え、(政策金利を)0.3%として、上下に0.2%のスプレッドを置いた」と説明した。

昨日30日にアメリカ FRB FF金利 0.5%追加利下げ 年1%を行った事から、アメリカとの金利差が縮まると円キャリートレードの巻き戻しによる円高が怖いので、今回の利下げは個人的には正解だと思います。

ただ、今日の東京株式市場では、0.2%の政策金利の引き下げでは不十分との見解から、大引け前に日経平均株価が急落し、日経平均株価の終値は前日比452円78銭(5.01%)安の8576円98銭と安値引けになりました。

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