以下、テクノバーンより抜粋。
10日の東京株式市場は大幅続落。日経平均株価は前日比881円6銭(9.62%)安の8276円43銭で史上3番目の下げ幅で今日の取引を終えた。
米自動車大手GMの経営危機を受けて前日のNYダウが700ドル近い下げ幅で「暴落」状態となったこと。米国株の急落を消去法的にドルを売って円を買う、ドル安円高の流れが加速したこと。更に、前日のニューシティ・レジデンス投資法人の破綻に続いて、今日の午前には大和生命が更生特例法の適用申請して破綻したことが明らかになるなど、悪材料が噴出したことが今日の日経平均の急落につながった。
後場に入ってからは米国政府が金融機関に対して公的資金を注入する方向で検討に入ったと伝えれらたことを受けて、指数も下げ渋る動きも見られる状況となったが、不良債権の買取を柱とする米金融安定化法案さえもすんなりと米議会を通過しなかった現状を鑑みると、金融機関への公的資金注入も難航が予想され、状況次第では今後、更なる株価下落も予想される事態となってきている。
業種別では医薬品や保険業や情報通信業などを筆頭に全33業種の全てが下落。騰落数でも値下がり銘柄数は1499にも及び、相場全体の8割超の銘柄が下落するほぼ全面安の展開となった。
東証1部出来高は32億7441万株、売買代金は2兆6353億円と共に大商いとなった。
日経平均先物は午前中にサーキットブレーカーが発動され、取引停止に。取引再開後には一時、7840円まで下げて8000円の大台割れとなる場面も見られた。
市場えでは既に2003年4月に付けたバブル崩壊来最安値(7607円)を更新するのは時間の問題と言った声も上がり始めてきており、その水準まで下げなければ打診買いも入らないのでは、と言った見方もでている。
日経平均株価の下落が一時1,000円を超えたりと、株式市場は完全にぶっ壊れています。
しかも、今の安い株価水準でこの下落なので、下落率がとにかく半端じゃ有りません。
さわかみ投信などは、こういったタイミングで株を買っているのかも知れませんが、私の財力と度胸では、このタイミングで日本株を強気で買うことはとても出来ません。