以下、サーチナより引用です。
中国人民銀行が26日に発表した翌27日からの利下げは、預金・貸し付けともに1.08ポイントと、1997年以来の大幅な下げ幅だった。中国新聞社が伝えた。中国は、米国のサブプライム問題に端を発した世界的な金融危機・経済危機への対応策を、矢継ぎ早に発表している。
同電によると、中国人民銀行は1997年10月27日に貸付基準金利を1.44ポイント、預金基準金利を1.80ポイント引き下げた。それ以降の大幅利下げとしては、1999年に貸付基準金利を0.54ポイント、預金基準金利を1.53ポイント引き下げた例がある。
今回の利下げでは、1年物の預金基準金利が現行の3.60%から2.52%に、同貸付基準金利は現行の6.66%から5.58%に引き下げられる。
中国人民銀行は今回の大幅値下げの理由を
◆銀行システムの流動性を保証する
◆貸し出しを安定して成長させる
◆経済成長を積極的に後押しするため
などと説明した。
引用ここまで。
中国人民銀行(中央銀行)の利下げは、9月16日から2カ月半の間に今回を含めて4度目となります。
中国人民銀行の利下げは過去3回(9月16日は貸出金利のみ)は引き下げ幅が0.27%でしたが、今回はその4倍で、貸出金利としては11年ぶりの大幅利下げとなっています。