FX レバレッジ 仕組み
FXでは、その気になれば自己資金の何十倍もの外貨を買って大儲けする事も可能です。
FXは証拠金の何十倍もの金額の外貨をレバレッジを掛けて取引出来るので、それが可能となっています。
しかし、FX業者は一体どうやって何十倍もの大金を調達しているのでしょうか?
差金決済で資金以上の取引が可能
FXは外貨預金と違い、外貨の現物そのものを買うのでは無く、売買の権利を買い、差額のみを証拠金から増減させる「差金決済」という方式により行われるので、取引金額の全額は必要有りません。
こうした仕組みを「証拠金取引」と言います。
証拠金取引とは?
FX投資家に全く現金がない状態で差金決済を行うと、FX会社にリスクが発生します。FX投資家が契約を破棄する可能性もありますし、契約を履行する資金量が無い可能性も有ります。
このため契約のデフォルト(債務不履行)を避けるため、取引所が証拠金(手付金)制度を導入しています。
証拠金=差金決済に必要な担保
証拠金取引では、各通貨ペアごとに定められた証拠金率に基づき、総代金の数十分の1の「取引証拠金」を担保として日本円で預託します。
取引証拠金は契約の数十分の一の金額で済むため、この仕組みを利用して少ない現金で手持ち資金の何十倍もの金額の外貨をFXで取引をする事が出来る訳です。
FX レバレッジ レバレッジなし 1倍 最大レバレッジ 25倍 実効レバレッジ リスク 損失
FX レバレッジとは? 意味 説明 解説FXと外貨預金の違いとして、FXはレバレッジ(てこの力)を効かせて自己資金以上の取引が出来る事が挙げられます。外貨預金の場合(必要資金 約100万円)外貨預金の場合、1ドル=100円の時に1万ドルの取...
FXのレバレッジは、借金とは無関係
証拠金取引は借金では無いので、FXでいくらレバレッジを掛けて取引しても「年率10%~15%」と言ったサラ金の様な金利(利息)は一切取られません。
FXの掲示板や、Q&Aサイトなどを見ていると「FXは借金による取引」と勘違いしている人を見かけますが、証拠金取引は借金では有りません。
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