FX業者の外為どっとコムのサイトには、為替レートの将来の値動きを予測する外為天気予報(がいためてんきよほう)と言う「初心者向けのFXテクニカル分析情報」が無料で公開されています。
外為天気予報(がいためてんきよほう)は、外為どっとコム(がいためどっとこむ)の口座を持っていない方でも、誰でも自由に見る事が出来ます。面倒な個人情報の登録なども一切不要です。
以下、外為どっとコム(がいためどっとこむ)のサイトからの引用です。
目次(タップで各項目へ)外為天気予報(がいためてんきよほう)とは?
外為天気予報とは、外為どっとコムで扱う12通貨ペアの値動きを「晴」や「曇」、「雨」など、天気予報でおなじみのマークを使って、わかりやすくお知らせをする外国為替の予報サービスです。
外為天気予報ってどうやって予報しているの?
外為天気予報では、5つのテクニカル指標(移動平均、RSI、MACD、ストキャスティックス、ボリンジャーバンド)で為替レートを分析し、アルゴリズム理論で30分に1回(0分と30分)に3時間後の通貨ペアの上昇する確率と下落する確率を「快晴」「晴」「曇」「小雨」「雨」の5段階で表示しています。
予報時間と天気のマーク
例えば、現在が10:00の場合、3時間後である13:00の各通貨ペアに「快晴」のマークがあれば、上昇する(対円通貨ペアの場合、円安方向に動く)可能性が高いことを表しています。(注:あくまで可能性を表示しています。値幅を示すものではありません)。
「曇」のマークがあれば、3時間後は現在のレートと比べると持ち合い(推移があまり見られない)の状況になる可能性が高いことを表しています。
「雨」の場合は、逆に下落(対円通貨ペアの場合、円高方向に動く)可能性が高いことを意味しています。
引用ここまで。
「外為天気予報」の解説がリンク先の外為どっとコムのサイトに無い場合は、リンク先の上にある「外為コンテンツ」をクリックすれば、「外為天気予報」の解説ページへジャンプ出来ます。
余談ですが、外為(がいため)と言う言葉があまり一般的ではないので、為替どっとこむ(かわせどっとこむ)や、外貨ドットコム(がいかどっとこむ)と言った感じでよく間違われるのですが、正式名称は「外為どっとコム(がいためどっとこむ)」です。
外為天気予報の的中率は? 予報はどれくらい当たるの?
外為天気予報の信頼性ですが、私は以前、実験的に外為どっとコムの外為天気予報の「お天気マークの表示」だけを頼りに、10万円程の資金で3日間FXトレードをして的中率を検証した事が有ります。
その時は、予想がおおむね7割弱ぐらい当たって、利益は約2万円5千円でした。
100%の確率で予報が当たれば、信頼度が高くて良いのですが、流石にそればっかりは実際の天気予報と同じで無理でしょう(^_^;
実際の天気予報も、晴れと出ていても雨が降ってきたり、雨と出ていても晴れだったりと、的中率がイマイチな場合がありますし。
外為天気予報の当たる確率はそこそこです、まあまあ当たると思います。
突然、どこぞの日本の政治家がいらん事言って為替レートを円高や円安にしたりしたりしなければ、もう少し的中率は上がりそうです。
外為天気予報 欠点 短所
外為天気予報は、誰でも無料で見れるものの、基本的にFXテクニカル分析の簡易版と言った感じで、口座開設者だけが利用出来るタイプの高度なテクニカル分析に比べ、いくつか欠点が有ります。
欠点1 更新頻度が低い
まず、外為天気予報の欠点の1つとして、更新頻度が低い事が挙げられます。
外為天気予報は、毎時0分と30分に更新されるので、例えば経済指標 重要指標の発表で急に為替のトレンドが変わった場合でも、最大で30分近く古い予報が表示されたままになります。
欠点2 予報が3時間後に固定されている
外為天気予報の2つ目の欠点として、予報が3時間後に固定されている点が挙げられます。
明日や、それ以降の為替の予想が見たくても見る事が出来ませんし、逆に1時間後と言った3時間より短い予想を見る事も出来ません。
欠点3 テクニカル指標が5種類と少ない
外為天気予報の3つ目の欠点として、使用されているテクニカル指標が5種類しか無い(移動平均、RSI、MACD、ストキャスティックス、ボリンジャーバンド)点が挙げられます。
上記以外の自分の好きなテクニカル指標を使って為替の予想が見たくても、見る事が出来ません。
よって、本格的に為替のテクニカル分析をしたい方は、高機能な売買シグナル・テクニカル分析を使った方がいいと思います。