2010年4月26日、東芝<6502.T>とIHI<7013.T>は、原子力発電所向け向けタービン用機器の製造を目的とする合弁会社を設立すると発表しました。
このニュースにより、本日は両社の株価が堅調に推移しています。
新会社は東芝が手掛ける沸騰水型(BWR)と加圧水型(PWR)の両原子力発電所向けに蒸気タービンのケーシングやノズルなどを製造し、IHIは、原発関連機器の分野で従来から手掛けていた圧力容器や格納容器のほかに、新たにタービン機器の製造に乗り出します。
以下、原発関連株(原子力発電関連銘柄)の一覧です。
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原発関連株(原子力発電関連銘柄)一覧表
- 東芝プラントシステム <1983>(東証1部・建設業)=東芝直系のプラント据え付け工事会社。海外中心に中小型発電を開拓。ICカード情報系も展開
- 日本製鋼所 <5631>(東証1部・機械)=大型鋳鍛鋼で世界有数、電力・プラント向け多い。射出成形機で上位グループ、火砲も生産
- 木村化工機 <6378>(東証1部・機械)=化学プラント主力。原子力3社と密接。MOX(ウラン・プルトニウム混合燃料)製造装置に強み
- 岡野バルブ製造 <6492>(東証1部・機械)=東電など電力向け大型高温高圧バルブ最大手。原子力・火力発電用バルブに強み。海外向け拡大
- 日立製作所 <6501>(東証1部・電気機器)=総合電機・重電首位。2007年7月1日に米国ゼネラル・エレクトリック社(GE社(と経営資源を融合した「日立GEニュークリア・エナジー株式会社」を設立。
- 東芝 <6502>(東証1部・電気機器)=総合電機大手。NAND型フラッシュメモリと社会インフラが軸。傘下に原子力の米国WH社
米マイクロソフト創業者ビル・ゲイツ氏が資金協力する次世代型原子炉の研究開発に取り組む米テラパワーから技術協力の要請を受ける - 三菱重工業 <7011>(東証1部・機械)=総合重機トップ。原動機・原子力・航空宇宙・防衛・産業機械で他を圧倒。ロケット開発の中核
- IHI(石川島播磨重工業) <7013>(東証1部・機械)=総合重機大手。原子力の分野では圧力容器、格納容器、配管システムなど主要機器を供給するほか原子燃料サイクルに関連したシステムの面でも開発・建設に参画。原子力発電用機器については、従来の沸騰水型(BWR)、改良型BWR(ABWR)のみならず、加圧水型(PWR)機器の供給も開始。
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