13日のニューヨーク株式市場は、9営業日ぶりに急反発、ダウ工業株30種平均は、前週末終値比936.42ドル高の9387.61ドルまで急騰、9000ドル台を回復し、過去最大の上げ幅を記録して取引を終えた。
ハイテク銘柄主体のナスダック総合指数も急伸、終値は同194.74ポイント高の1844.25まで値を上げて取引を終えた。市場では、米国でも金融機関への資本注入を柱にした金融安定化策がまとまるとの期待が広がり、信用不安が大きく後退。金融関連株を中心に幅広い銘柄に買い注文が殺到した。
資本不足の懸念から急落していた金融大手モルガン・スタンレーが、三菱UFJフィナンシャル・グループによる総額90億ドル(約9000億円)の増資完了の発表を受けて約87%高と急伸。ゴールドマン・サックス(GS)やシティグループなども軒並み上昇したほか、クライスラーの買収交渉中と伝わったゼネラル・モーターズ(GM)も33%高と急伸、マツダ株の売却方針が伝わったフォード・モーターも約20%値上がりした。
久々にNYダウ平均が大幅上昇しました。
このまま株価が上昇してくれれば良いのですが、注入する公的資金は当然国の税金でまかなわれるので、国民の税負担を考えるとあまり手放しでは喜べる状況では無いかも知れません。