スパイウェアとは?
最近、日本国内で、スパイウェアが猛威を振るっています。
「スパイウェア」とは、コンピューターウイルスの1つで、パスワード盗聴プログラムの一種です。
トロイの木馬とも呼ばれています。
スパイウェアの様なコンピューターウイルスは、悪意の有るサイトを閲覧しただけで、パソコンやスマートフォンのセキュリティーホールを突かれて感染する場合も有ります。
スパイウェアに、ネットバンクのパスワードを盗まれる事も!
ここ数年、特に問題になっているのが「Zbot(ゼットボット)、SpyEye(スパイアイ)」と言ったトロイの木馬です。
これらのバンキング系トロイの木馬は、Windowsパソコンのみならず、Android(アンドロイド)OSを搭載したスマートフォンもターゲットにしています。
Zbotはウイルス作成ソフトZeus(ゼウス)で作成出来る、パスワード搾取マルウェア(スパイウェア、クライムウェア)です。
Zeus(trojan horse)は使いやすく強力なハッキングツールで、アンダーグラウンド市場ではすっかり定着し、強力なトロイの木馬作成ツールを目指して今でも開発が続けられています。
ZbotやSpyEyeと言ったスパイウェアに感染すると、銀行の口座番号、クレジットカードの番号、ネット銀行のID、パスワード等を収集されて、ハッカーに送信されてしまいます。
従って気付かないうちに、いつの間にかネットバンク(ネット銀行)の口座残高がゼロになる可能性も有ります。
これはゾンビですか? はい、ゾンビPCです。
しかもZbotに感染したPCは、ツールキット「ZeuS」によってハッカーに遠隔操作される「ゾンビPC(ゾンビスマートフォン)」になってしまうという非常に恐ろしい「PC遠隔操作ウイルス」です。
その結果、パソコン・スマートフォンをハッカーに遠隔操作されて、個人・法人・国家機関などをサイバー攻撃したり、掲示板に襲撃や殺人などの犯罪予告を勝手に書き込んだりされる可能性も有ります。
ワンクリック詐欺なんかとはワケが違います。
スパイウェア 対策 対処 方法
ZbotやSpyEyeは、株取引やFXなどの投資で、クイック入金を利用している方にとっては、かなり厄介なウイルスです。
対策として、ウイルス対策ソフトを導入し、最新のパターンファイルに更新して、十分注意する必要が有ります。