オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は7日、政策金利を1.00%引き下げ、6.00%にすると発表した。8日から実施する。利下げは0.25%引き下げた9月に続き2カ月連続。
米国に端を発した金融危機の影響で金融機関の資金調達コストが上昇し、景気の下押し圧力が強まっているため、1.00%の大幅引き下げとなった。
市場関係者の多くが0.50%の利下げを予想していた。
RBAによる1.00%の利下げは1992年5月以来、16年5カ月ぶり。
豪ドルは資源国、高金利、政治が安定という理由から、特に日本のスワップ派のFXトレーダーに人気が有りましたが、最近は利下げ圧力により下落率の大きい通貨の1つになっています。
私も以前は、FXで豪ドルのロング(買いポジション)を持っていましたが、雲行きが怪しくなってきたので利益が出ている内に処分しました。
FXを知る前は、手数料が非常に高額な外貨定期預金をやっていましたが、これが1年物の豪ドル外貨定期預金だったりすると、好きな時に決済できず最悪でした。
個人的には豪ドルは、底打ちしたら最も買いたい通貨の1つなんですが・・・
それにしても大幅利下げしても豪ドルの政策金利は、まだ6.00%もあり、日本の政策金利0.5%とはえらい違いです。