以下、時事通信より引用。
欧州中央銀行(ECB)は4日、ブリュッセルで定例理事会を開催し、ユーロ圏15カ国の主要政策金利を0.75%引き下げ、2.50%とする事を決めた。ECBが一度に0.75%の金利変更を実施したのは初めて。
イングランド銀行も(英中銀)もこの日、ECBに先立ちイングランド銀行 1%利下げを発表した。
ECBは既に、主要中銀が協調利下げした10月から2回連続で0.50%の利下げを行っていた。今回はそれ以上の異例の大幅利下げで、急激な悪化に見舞われているユーロ圏実体経済の崩壊を食い止める強い意志を示した。2.50%の主要政策金利は2006年5月以来の低水準。
引用ここまで。
政策金利を75bp(0.75%)引き下げは1999年のユーロ導入以来、過去最大の下げ幅となります。
また、欧州では日本や米国に比べるとまだ利下げ余地があり、来年1月以降も断続的に利下げを続けるとの見方が有力となっています。