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FX 両建て りょうだて 注文 メリット 利点 デメリット 節税 必勝法 テクニック 手法

FX 為替 株式 投資 経済 用語
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両建とは?

両建て(りょうだて・りょうたて)とは、株の場合は同じ銘柄、FXの場合は同一通貨ペアの買いポジションと売りポジションの両方を同時に持つことを指します。

FXの場合は、両建てが出来るFX業者と、出来ないFX業者が有ります。

FX 比較 ← FX業者各社の両建て可能/不可に関してはこちら

FX 両建注文 利点 長所 メリット
  1. 年末に損をしている方のポジションを決済し、年明けに得をしているポジションを決済する事により、利益を翌年に繰り延べし節税対策が出来る。
  2. 別々のFX業者で買いと売りのスワップポイントが差し引きプラスになる場合、微々たる金額ではあるものの利益が得られる。FX スワップポイント 比較 一覧表

FX 両建て注文 欠点 短所 デメリット
  1. 手数料、またはスプレッドコストが二重にかかる。
  2. 買いと売りのスワップポイントが差し引きマイナスになる場合はコストがかかる。

マイナススワップを「両建て」で回避

↓クリックで拡大
DMM FX スワップポイント スワップ金利

店頭FX 相対FX取引のFX業者は通常、プラススワップよりも、マイナススワップの方を大きくします。つまり両建てにすると毎日少しずつ資金が減っていきます。

その点、DMM FXは、買いと売りのスワップポイントを+-逆で同じ金額にしている(※注1)珍しい店頭FX業者です。(画像右)

従って、DMM.com証券 DMM FX 両建てなら、両建しても資金が減る事は有りません。

※注1:通貨ペアによっては、買いと売りのスワップポイントの金額が違う場合が有ります。

FX 両建て まとめ

節税や裁定取引なら両建は有効

FXの両建ては使い方によっては利益を翌年に繰り延べする事により節税対策をすると言った手法や、FX業者間の買いと売りのスワップポイントの差額でアービトラージ(裁定取引)を行い、安全に鞘取りして稼ぐと言ったFX必勝法も有ります。

損失限定の両建は無意味

損失限定の両建ては、通常はコストがさらに発生するために良くないと言われています。

FXの両建ては、基本的にはポジションの決済と同じ行為であり、どちらかと言えば損切り出来ない方が苦し紛れに両建てする事が多いからです。

含み損のあるポジションをどうしても損切り出来ないメンタルの弱い人が不安、恐怖のあまりその逆行のポジションをとります。

元のポジションの含み損が拡大し続けることに目をつぶって容認してしまうことを隠して、逆行のポジションで利益を得ようとして両建てします。トータルで結果的に損失限定となりますが、スプレッドやスワップポイントなど余計なコストが発生してしまいます。

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