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ニュージーランド 政策金利6.50% 1.0%引き下げ

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以下、ロイターより引用。

ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は23日、政策金利のオフィシャル・キャッシュレートを1.0%ポイント引き下げ、6.50%とした。信用収縮と市場の混乱により、大幅利下げが必要との認識を示した。

ロイターの調査によると、エコノミスト16人中12人が1%ポイントの利下げを予想していた。

利下げ幅1.0%ポイントはこれまでで最大で、政策金利は2005年1月以来の低水準となった。
同中銀は、世界的な金融危機により国内のリセッション(景気後退)が悪化する恐れがある事から、追加利下げの用意があると表明した。
利下げは、5年ぶりに実施した7月以降、3度目。
利下げ発表後、ニュージーランドドル/米ドルは、発表前の0.5836米ドル付近から0.5924米ドル付近に上昇した。

ニュージーランド中銀は国内経済について、信用収縮によって企業支出や個人消費が落ち込むため、9月の声明で示した予想以上に悪化するとの見通しを示した。

ボラード中銀総裁は声明で、2009年半ばまでにインフレ率が中銀の目標水準である1―3%のレンジ内に低下する見通しである事から、追加利下げを実施する可能性があると述べた。
その上で「ただ、今後数カ月間に政策金利を引き下げるタイミングと程度については、国内の物価圧力が実際に低下しているという確証が得られるかどうかや、世界的な金融情勢がどのような展開になるのかに左右される」とした。
国内の物価圧力に関しては、依然として高止まりしていると指摘した。

ニュージーランド準備銀行の政策金利の引き下げは7、9月に続き、これで3回連続です。
ニュージーランドでは世界的な金融危機を受け、国内景気の一段の悪化が見込まれるため、大幅な追加利下げに踏み切った様です。

1%の下げ幅は現行の政策金利制度が始まった1999年3月以来、最大となります。

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