第3四半期のニュージーランド企業の信頼感指数、33年ぶり低水準から改善
民間調査会社ニュージーランド経済研究所(NZIER)が7日に発表した四半期調査によると、第3・四半期のニュージーランド企業の信頼感指数は、33年ぶりの低水準から改善した。金利低下とニュージーランドドル(NZドル)安が寄与した。
しかし、ニュージーランド経済のリセッション(景気後退)は長期化する見通しだという。
調査では、今後6カ月間の全般的な事業環境は悪化するとの回答が差し引き19%となり、第2・四半期の64%から改善した。
一方で国内の経済活動に関する指数は、第3・四半期以降のマイナス成長を示した。
NZIERのリサーチ・エコノミスト、イトウ・リョウコ氏は「現在の景気後退は、おそらく年内いっぱいまで続くだろう」と指摘した。
引用ここまで。
ニュージーランド 景気後退 金利低下
金利低下により、ニュージーランドの企業は若干持ち直している様ですが、今後しばらくはニュージーランドは景気後退が続く様なので、FXや外貨預金でニュージーランドドル(NZD)をこれから買おうと思う場合は気をつけた方が良さそうです。
高金利が魅力のニュージーランドドルですが、最近は豪ドル(AUD)やニュージーランドドルと言ったオセアニア系通貨の下落が激しいです。
オセアニアは政治も安定しているので、FXや外貨預金で高金利通貨として人気が有りますが、今後も利下げや財政赤字でさらなるニュージーランドドル安になる可能性もあるので要注意です。