以下、2009年6月11日 産経新聞より引用。
11日の東京株式市場は、日経平均株価が約8カ月ぶりに1万円の大台を突破したが、高値警戒感と達成感から利益確定の売りも多く、結局、前日終値比10円16銭安の9981円33銭の小幅反落で、この日の取引を終えた。
日経平均株価は前日に9991円と1万円目前まで上昇していた。この日も、世界的な景気回復期待から買いが先行し、午前9時半ごろにあっさり大台を超えた。1万円台乗せは昨年10月8日以来。ただ、3月につけたバブル崩壊後最安値から4割以上も急上昇しており、利益確定の売りで1万円を挟んだもみ合いとなり、結局、マイナス圏で取引を終えた。
市場関係者は「当面は1万円を挟んだ綱引きが続きそうだが、株価は景気回復を先取りして上昇している」(大手証券)と指摘している。
引用ここまで。
最近、日経平均株価が比較的堅調ですが、理由の1つとして中国経済に底入れの兆しがあり、日本の中国向けの輸出も回復しつつあると言った理由が挙げられます。
中国が打ち出した60兆円近い経済対策などが功を奏し、日本からの輸出もここにきて回復の兆しを見せ始めています。
お陰で私がアホールドしている塩漬け株部隊も、一時の最悪期よりもかなり含み損が減りました(・∀・)
ただ、日本国内は依然として景気が悪く、国内総生産の約6割を占める個人消費は今なお低迷しています。
個人的には就職氷河期に仕事に就けなかった若者に国や企業が救いの手を差し伸べなければ、本格的な景気の回復には至らない様な気がします。