週明け27日の東京株式市場の日経平均株価は、前週末の米国株安や外国為替市場の円高を嫌気して4営業日続落し、一時、前週末終値比507円81銭安の7141円27銭まで下落した。終値は同486円18銭安の7162円90銭で、終値でも03年4月28日につけたバブル経済崩壊後の最安値(7607円88銭)を約5年半ぶりに更新し、82年10月7日(7114円64銭)以来約26年ぶりの安値水準となった。
TOPIX(東証株価指数)も4日続落で、終値は同59.65ポイント安の746.46。03年3月11日につけたバブル後の最安値(770.62)を約5年7カ月半ぶりに更新した。東証1部の出来高は30億9500万株。
政府による緊急市場安定化策などを好感し、日経平均は一時、同200円超まで値を上げる場面があった。
しかし、午後の取引では、外国為替市場で円高方向に振れたことや、アジア株の下落などで再び売り注文が膨らんだ。銀行、自動車、電機、機械など幅広い銘柄が売られ、下げ幅を拡大した。
日経平均株価がついに、終値でバブル後最安値を更新してしまいました。
なお、27日夕の日経平均先物12月物は、イブニング・セッション(夜間取引)で節目の7000円を割り込み、一時は27日の大証大引けと比べ260円安の 6900円ちょうどまで下げ、その後も日中取引の安値(7090円)を下回る水準で推移しています。
香港株式市場でハンセン指数が12%を超えて下落していることに加え、GLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物の下落率が3%を超えていることから売りが出ている様です。
最近は連日の株価下落で、ネット証券会社の口座を開設して株取引を始める方や、FXの口座を開設して為替取引をする方が増加しています。
私も株を買い増すお金が少しは有りますが、今は日本の将来に悲観的な見方しか出来ないので、最近は株は全く買っていません。