2011年8月1日より、取引所取引のFXのくりっく365で「インドルピー/円(INR/JPY)」が新たに上場します。
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今までインドルピーの取引ができるFX業者は無かったので朗報です。
BRICsの一つで、経済成長の著しいインドの通貨、ルピーを取引したかった投資家も多いと思います。
高成長と若年層の多さが魅力のインド
インドは、共産党一党独裁の中国と違い民主主義国家で、チャイナリスクの様なリスクが無いうえ、一人っ子政策が無いので若年層が多いのも魅力です。
インド人口の年齢構成(2010年)
インドは2050年まで生産年齢人口が増加を続けると言われています。
年齢構成も理想的なピラミッド型です。
中国人口の年齢構成(2010年)
対して中国は一人っ子政策により、2015年までに生産年齢人口が減少に転じるといわれています。
従って、長期で見れば中国よりインドの方が魅力的かも知れません。
くりっく365 インドルピー/円 注意点
インドの政策金利(レポ金利)は、この記事を書いている時点で年8%と高いのが魅力です。
ただ、インドルピー/円のスワップポイントは政策金利と連動しているとは言え、政策金利がそのままという訳では有りません。
くりっく365のインドルピー/円は、NDF(ノン・デリバラブル・フォワード)という、バーチャルな通貨の先物取引を使っているので、ドルやユーロなどに比べると流動性が低いです。
この為、インドルピー/円の通貨ペアは、買いでもスワップポイントがマイナスになる「マイナススワップ」の可能性や、スプレッドが広い可能性も考えられます。
従って、くりっく365の口座を開設してすぐにインドルピー/円の取引するのでは無く、とりあえず口座だけ開設しておいて、インドルピー/円の取引がスタートしたらスワップ金利やスプレッドがどうなるかチェックしてから取引した方がいいと思います。