クロス円 意味
クロス円とは、FXの通貨ペアのうち、米ドル以外の通貨と日本円のペアを指します。
クロス円通貨ペアの具体的な例として、ユーロ/円、英ポンド/円、豪ドル/円、NZドル/円、加ドル/円と言った対円通貨ペアが挙げられます。
なお、米ドルと日本円のペア(米ドル/円)はドルストレートと呼ばれます。
クロス円の仕組み
日本円と米ドル以外の通貨ペアを「クロス円」と呼び、日本円と米ドルの通貨ペアを「ドルストレート」と呼ぶ理由ですが、米ドル以外の通貨と円を取引する際には、円と米ドル以外の通貨とを直接、交換する事が出来なかったり、交換が難しいです。
その関係から、まず全ての通貨と交換可能な基軸通貨の米ドルを円で購入してから、米ドルでその通貨を購入するという順番になっています。
クロス円 名前 語源
例えば、ユーロと円のレート(交換比率)は、ユーロと米ドルのレートと、米ドルと円とのレートをそれぞれ掛け合わせたものになっています。
この様に、米ドル以外の通貨と日本円の通貨ペアは、レート(交換比率)を出すために米ドルのレートを掛ける(×つまりクロス)させなければならないため、クロス円と呼ばれています。
クロス円 計算方法 計算式
仮にユーロ/米ドルのレートが1ユーロ=1.30ドルで、米ドルと円のレートが1ドル=100.10だとすれば、ユーロと円のレートは、1ユーロと交換するのに必要なドルが1.30ドルなので、1.30ドルをまず円で買い、そのドルでユーロを買う必要が有ります。
その結果、100.10 × 1.30=130.13となり、130.13円あれば1ユーロが買えるということになります。
米ドル高 クロス円 上昇 意味、米ドル安 クロス円 下落 理由
クロス円の特徴として、クロス円取引は交換の際に必ず米ドルを仲介するため、円安ドル高となった場合、連動してクロス円通貨も上昇する傾向が有ります。
反対に円高ドル安となった場合、連動してクロス円通貨も下落する傾向が有ります。
ドルが暴落するとクロス円通貨ペアも暴落するのは、この為です。
この点に関しては、NYダウ ナスダック 為替レート リアルタイム 自動更新 表示で「米ドル/円チャート」と「クロス円チャート」を見比べると動きが似ているので良く分かります。
クロスカウンターをクロスカウンターで返すと
破壊力4倍って理屈
「いや、そのりくつはおかしい」
と思うわ。
今時の若者は知らないわよ。