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ゴールドマン・サックス ジム・オニール ドル円 為替レート予想 為替予測 円安

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投資銀行大手ゴールドマン・サックスによると、2009年9月21日時点で1ドル=91円46銭のドル円相場が、「いずれ98円ちょうどの円安になる」との事です。

以下、2009/9/22 フジサンケイビジネスアイのサイトからの抜粋です。

ゴールドマン・サックス Goldman Sachs

鳩山新内閣発足に伴い就任した藤井裕久財務相は円安を支持しない考えを表明しているが、欧米の金融大手は円相場は下落していると予測している。

民主党が総選挙で勝利する可能性が高いとの見方が広がるなか、円は主要16通貨に対して8月初め以降、1つの通貨を例外としてほぼ上昇している。

しかし、ブルームバーグが40人を対象に実施した調査の予想中央値によれば、日本経済は円高を支えるには脆弱(ぜいじやく)過ぎるとみられ、円は年末までに対ドルで5.7%、対ユーロで1.1%下落すると予想されている。

調査によれば、日本銀行は2010年を通じて政策金利の誘導目標を年0.1%に据え置き、日本は主要10カ国(G10)で同年利上げを実施しない唯一の国となる見通し。調査の予想中央値では、日本の経済成長率は今年マイナス6%に落ち込んだ後、来年は0.8%のプラス成長を回復するとみられている。

米金融大手ゴールドマン・サックスのグローバル経済調査責任者、ジム・オニール氏は「皆が円買いに動いているようだが、ばかげている。円のファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条件)の実勢は、わたしの考えでは著しく悪化している」と話す。

ゴールドマンは、円が対ドルで9月21日時点の1ドル=91円46銭から98円ちょうどに、対ユーロでも1ユーロ=134円52銭から142円ちょうどにそれぞれ下落すると予測。米銀最大手バンク・オブ・アメリカ(BOA)と欧州銀行最大手HSBCは、円相場の先行きについて一段と弱気な見方をとっている。

(2009/9/22 FujiSankei Business i)

引用ここまで。記事の全文はこちら

1.「1ドル=98円」はたして本当か?

さて、GS(ゴールドマン・サックス)のグローバル経済調査責任者、ジム・オニール氏の「円高は、ばかげている」発言ですが、果たして、このゴールドマンの為替予測は本当でしょうか?

私は金融危機前後に、テレビ東京の「ニュースモーニングサテライト」を毎朝見ていたのですが、毎朝の様にアメリカがドルをアホみたいに刷りまくるニュースを聞いていたし、現在のアメリカ型の資本主義は持続不可能だと思っているので、GS(ゴールドマン・サックス)の言う通り円安ドル高になるとは思えないような気がします。

とはいえ、ジム・オニール氏と言えばBRICsの名付け親の人で、為替や経済の調査・分析を手がける有数のエコノミストだったりするので、引き篭もりニートの私の予想なんかより、よほど信憑性が高いわけですが。

2.まて、慌てるな、これはGS(ゴールドマン・サックス)の罠だ

余談ですが、ゴールドマン・サックスは、2009年03月11日に「円相場は今後3カ月に対ドルで7.2%下落し1ドル=105円を付ける」と予想し、見事に外しました(ノ∀`)

以下、フジサンケイビジネスアイのサイトからの抜粋です。

米ゴールドマン・サックス・グループは2009年03月11日付の顧客向けリポートで、円相場が対ドルで5カ月ぶりの安値に下落し、対ユーロでも値下がりするとの見通しを示した。
同社は、円が資金の避難先としての魅力を失い、日本経済が今年6.1%のマイナス成長となる恐れがあると指摘した。

円相場は今後3カ月に対ドルで7.2%下落し1ドル=105円を付けると予想している。

(2009/3/13 FujiSankei Business i)

引用ここまで。(古い記事なので、原文はフジサンケイビジネスアイのサイト上から消滅)

そう言えばゴールドマンは、去年、原油相場が1バレル=200ドルになると言って、これも外しています。
NYダウ ナスダック 為替レート WIT原油 リアルタイム

さて、今回のゴールドマンの為替予測の結果は、どうなるのでしょうか・・・
ドル円 90円割れ ← ジム・オニール氏の予想の結果が知りたい方は、こちら。

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