前週末、外国為替市場で1ドル=85円割れ寸前まで円高ドル安になり、本日も1ドル85円台の円高が続いています。
上のチャート画像はFX業者のGMOクリック証券 FXネオの「FXチャートGOLD」で表示した2010年5月からの米ドル円の日足チャートです。
FXチャートGOLDは、リアルタイムで更新されるチャートやニュースの閲覧等がご利用いただける高機能チャートで、「クリック証券 FXネオ」の口座を持っていれば無料で利用出来ます。
ちなみに為替レートのリアルタイムはサイバーエージェントFX「外貨ex」や外為オンラインのサイトでも見れます(リンク先の少し下に為替レートの一覧があります)
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先週から円高ドル安になっている理由は?
外国為替市場が円高ドル安になっている理由ですが、主な原因として先週の8月6日金曜日に発表された「米雇用統計の非農業部門雇用者数」が市場予想よりも大幅に下回っていた事が挙げられます。
以下、外為どっとコム 速報メールサービスからの引用です。
【指標】米雇用統計10/08/06
【指標】(米)7月非農業部門雇用者数
【予想】-6.5万人
【結果】-13.1万人【指標】(米)7月失業率
【予想】9.6%
【結果】9.5%
NY時間のドル・円相場は下落後、小戻す。米7月雇用統計で非農業部門雇用者数が大幅に減少した事から、発表直後に約80銭ほど急落し85.20円台をつけた。
更に、同指標結果を受け、米政府が追加の金融緩和を検討するのではないかとの思惑からドル売りが散見されたことや、米株価の下落も重しとなり年初来安値となる85.00円台を示現した。
引用ここまで。
外為どっとコム 速報メールに記載されていますが、最近の円高ドル安の原因として、米雇用統計や失業率が悪化し、米景気の先行きの悪化懸念が高まっている事が大きな理由となっています。
その他の円高ドル安の理由としては、ニュースでは原因として全く語られていませんが、2010年8月から金融庁によって施行されたFXのレバレッジ規制によってFXのレバレッジが50倍に制限された結果、キモノトレーダーを始めとする日本のFXトレーダーの外貨買いが大幅に減っている事も少なからず影響していると個人的には思います。
FX レバレッジ規制 いつから 時期
1ドル=85円割れの可能性も
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外国為替市場では、さらなる円高ドル安を予想する見方が大勢で、今週中に1ドル=85円を割り込む可能性を指摘する声も聞かれます。
7月の米雇用統計が事前予想より悪い内容となるなど、米景気の先行き懸念が高まっていることを背景に、市場ではFRBが追加の金融緩和に踏み切るとの観測が広がっています。
8月10日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加金融緩和が打ち出されれば、日米の金利差縮小などを手掛かりに円高・ドル安に勢いが付くとの見方もある事から、市場では米国の景気と金融政策の行方に関心が集まっています。
昨年2009年11月27日のドバイショックが原因でつけた高値は1ドル=84円82銭で、この水準を上回って円高が進むと、円相場は対ドルで1995年以来、約15年ぶりの円高ドル安となります。
コメント
ホントどうなるんでしょうね~(;´Д`)手が出せない
とにかく明日のFOMCでどう動くか監視ですね!p(・∩・)q
コロネさん、こんにちは(^o^)/
FOMC後の為替レートの動きですが、株式番組の解説によると二通りあるみたいです。
1.追加金融緩和発表 → ダウ高ドル安
2.追加金融緩和無し → ダウ安ドル高
ただ、ダウの上昇による安心感から、ドルも連動して上がったりするかも知れないので、何とも言えないですね。