今月の2010年9月15日 AM10:35分頃、日銀(日本銀行)が6年半ぶりに単独介入で為替介入を実行しました。
上の日銀砲(為替介入)のチャート画像はFX業者大手の外為どっとコムのリッチアプリ版「stage chart」で表示したドル円1分足チャートです。
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「stage chart」は12通貨ペア、24種類のテクニカルチャートを搭載していて、リッチアプリ版はチャートを始めとした様々な情報をタブで即座に切り替えられるので、小さいモニタでも使い勝手の良いツールです。
ちなみに為替レートのリアルタイムはサイバーエージェントFX 外貨exや外為オンラインのサイトでも見れます(リンク先の少し下に為替レートの一覧があります)
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日銀が市場介入に使った介入金額は、いくら?
ドル円が15年ぶりの安値の82.87円まで下落した2010年9月15日に市場介入に使った金額は、介入資金が反映される日銀の「当座預金増減と金融調節」からは、1兆8千億円~2兆円規模と推計されていました。
今月一ヶ月の円売りに使った正確な介入金額に関しては、外為どっとコム 速報メールサービスで「【指標】本邦外国為替平衡操作の実施状況」という件名で月に一度届きます。
【指標】本邦外国為替平衡操作の実施状況10/09/30
本邦外国為替平衡操作の実施状況(8月30日~9月28日)は2兆1,249億円でした。
(19:00)
また、財務省のサイトにある外国為替平衡操作の実施状況 でも確認する事が出来ます。
ドル円80円割れの危険性が無い限り、為替介入は無し?
政府・日銀は介入規模を明らかにせず、16日以降の介入実績の有無についても明言を避けていましたが、どうやら15日に約2兆円規模の大規模介入が行われて以降は、追加的な介入はほとんど無かった様です。
この点から考えると財務省(日銀)は、介入によってドル円を90円ぐらいまで円安に持っていくつもりは無いという見かたも出来ます。
株やFXをやっている人は、覚えておくといいかも知れません。
今月は介入警戒感から投機筋の円買いがかなり抑制されていたので、短期的に見れば為替介入の効果は割と大きかったのでは無いでしょうか?