レクサスES350 暴走事件
2010年2月23日の米下院公聴会でトヨタ自動車のリコール問題が取り上げられました。
その際、米テネシー州に住むロンダ・スミスさんは
車が勝手に加速?
ロンダ・スミス「車が勝手に加速して時速160キロに達した。」
と涙ながらに証言しました。
ところが、そのレクサスES350が「目立ったトラブルも無く現在も使用されていることが24日分かった」と米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)が伝えています。
以下、2010年2月27日 読売新聞からの引用です。
暴走レクサス、転売後トラブル無し
米高速道路交通安全局(NHTSA)は26日、トヨタ車の急加速問題を検証するため、23日の下院公聴会で取り上げられた「レクサスES350」を買い取ったと発表した。
このレクサスは、公聴会で証言したロンダ・スミスさん(テネシー州)が使っていた。
スミスさんは2006年に「アクセルを踏まないのに時速160キロ・メートルまで加速した」と恐怖の体験を涙ながらに証言している。
スミスさんは、この車を走行距離が3000マイル(約4800キロ)の時点で他の人に売却した。
現在の走行距離は約3万マイルに達しているが、米メディアによると「売却後、この車は何のトラブルも起こしていない」という。
引用ここまで。
ロンダ・スミス 証言内容
ロンダ・スミスさんの証言の内容はこんな感じです。
- 勝手に加速して時速160キロ出た。
- 両足でブレーキを踏んだけど、何をやってもスピードは落ちなかった。
- バックギア入れても効かない。
- サイドブレーキ引いても効かない。
- 神に祈りを捧げて、主人に連絡を取った。
- トヨタは恥を知れ!
四妖拳? スタンド使い?
それにしてもロンダ・スミスさんは、もの凄いスーパーお婆ちゃんです。
- 時速160kmで走りながら両足でブレーキを踏む。
- ハンドルを握り締めながらバックギアを入れる。
- さらにサイドブレーキを引く。
- さらに運転中に神に祈りながら片手で携帯取り出して主人と電話。
男性「彼女はドラゴンボールの天津飯の様に、四妖拳が使えるのでしょうか?」
もしくはスタンドでも使えるのでしょうか?エアロ・スミスとか。
ていうかふしぎの海のナディアを見ていた人なら、ロンダ・スミスさんの証言が一発で偽証と見抜けますね。
男性「時速160kmで走行中にギアをバックに入れたらギアが壊れるだけです。」
ブレーキ踏んでも止まらないなら、普通はギアを「D→2→1」に落とすと思うんですが・・・
走行中にギアを「N→R」に入れる人なんて居るんでしょうか?
それにサイドブレーキは電子制御されている訳でも無いのに、引いても効かないと言うのも変ですね。
(関連サイト)