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ユーロ 政策金利 0.5%引き下げ 年2%に

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欧州中央銀行 おうしゅうちゅうおうぎんこう ECB(European Central Bank)

以下、毎日新聞より引用。

欧州中央銀行(ECB)は15日の定例理事会を開いた。景気悪化を背景に、ユーロ圏16カ国の最重要政策金利を現行の年2.5%から0.5%引き下げ、2%とする事を決めた。
利下げは4カ月連続で、年2%の金利は、99年のECB発足以降、03年6月から2年半続いた最低水準と並ぶ。

ECBは今後も利下げを続ける見通し。

ユーロ圏の実質成長率は、4月から9月まで2四半期連続のマイナスに転落。10~12月期もマイナスが確実とみられ、景気後退が長引く可能性が高まっている。
トリシェ総裁はインフレを強く懸念してきたが、原油価格下落を背景に昨年12月の消費者物価上昇率は1.6%まで急低下しており、利下げの環境が整っていた。

景気減速を受け、欧州連合(EU)は11月下旬、2000億ユーロ(約23兆5000億円)規模の経済対策を発表。大幅な景気刺激策を拒んでいたドイツも今月12日、総額約500億ユーロ(約6兆円)の追加景気対策を行うことで合意している。

米連邦準備制度理事会(FRB)は昨年12月、量的緩和に踏み切ったほか、日銀も政策金利を0.1%に誘導している。英イングランド銀行(BOE)も今月8日、2%から1.5%に利下げし、1694年の創設以来、最低となっている。

引用ここまで。

ECBは昨年10-12月に合計1.75%の利下げを行ったものの、その後もユーロ圏の景気悪化に歯止めが掛かる兆候はなく、今回の追加利下げで経済の下支えを行った様です。