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金融庁が、FXのレバレッジを規制する方針を打ち出しました。
以下、NIKKEI NETの2009年4月24日(金)の記事より引用です。
目次(タップで各項目へ)FX、投機的取引に規制 金融庁、証拠金倍率20-30倍上限に
金融庁は個人投資家に普及している金融商品「外国為替証拠金取引(FX)」について、預けたお金で何倍の売買ができるか示す「証拠金倍率(レバレッジ)」を規制する方針を固めた。
現在、FX市場では100―600倍前後の高倍率取引が増えている。わずかな為替相場の変動で、預けたお金がゼロになる恐れがあった。投機的取引を抑制するため、上限を20―30倍前後とする方向で調整する。
証券取引等監視委員会が24日、金融庁に制度改正を要請し、金融庁が金融商品取引法の関係政省令の改正作業に入る。早ければ今夏にも導入する見通し。
引用ここまで。
FX レバレッジ規制 理由 目的 訳
金融庁が、FXレバレッジ規制(FX証拠金倍率規制)をする理由として「FXの高倍率取引が増え、わずかな為替相場の変動で預けたお金がゼロになる恐れがある」と言った理由だそうです。
FXでは確かに実効レバレッジが高いと、FX 元本以上の損失 資金マイナスになる可能性が有ります。
例えば、週末から週明けの間にアメリカで大手金融機関が突然倒産したとか、大規模なテロ攻撃がアメリカで起こると言った大事件が発生すると、週末に1ドル=80円だった為替相場が、週明けにいきなり70円とかでスタートする可能性が有るからです。
せめてレバレッジ50倍は欲しい
しかし上限20~30倍と言うのは、あまりにも酷い・・・
そもそも為替レートは株価に比べると変動幅が非常に小さいので、せめて50倍ぐらいはレバレッジが有った方がいいと思います(‘A`)
なお、レバレッジが仮に下限の20倍になったとしても、米ドル/円1万通貨の取引に必要な証拠金は約5万円なので、FX キャンペーンで5万円の元手で5千円ゲットすることは、今後も出来る様です。
レバレッジが規制されると、FXトレーダーは逆に危険になる場合も
証拠金倍率(レバレッジ)が低いと、経営状態が芳しくないFX業者にも、今までより多く資金を入れておく必要が有るので、FX業者が倒産・破綻した際に逆に危険になる面も有ります。
私の場合、FXの口座には必要最低限の資金しか入れず、普段は金利の高い住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金に資金を入れておき、資金が不足したらクイック入金でFXの口座に入金しているので逆に投資家(投機家?)保護になってません。
最も、店頭FX 相対FXの証拠金は基本的に信託保全で保護されていますし、最近はFX業者が倒産・破綻する前に他社に吸収されたり顧客に証拠金を全額返却してから自主廃業する事が大半です。
くりっく365の場合は国が証拠金を保護しています。