スリッページとは? 意味 説明 解説
スリッページとは、FXで注文が約定する際に、指定した為替レートの値段と実際の約定価格がズレることを指します。「スリップページ、スリップ、滑り(レート滑り)」とも呼ばれます。
FX スリッページ 発生例
スリッページ(スリップページ、スリップ、滑り)の具体的な例として、ストリーミング注文(画面上に表示されている刻々と変わる為替レートをクリックして売り買いの発注を行う方法)で注文を出したときのレートと、実際の約定レートとで差が有る場合が挙げられます。
スリッページはストリーミング注文の時に発生する場合が多いですが、ストリーミング注文に限らず、逆指値注文(ぎゃくさしねちゅうもん)でも発生します。
スリッページは、米国雇用統計と言った重要な経済指標 重要指標の発表直前/直後などで為替レートの値動きが荒い時に、特に発生しやすい傾向が有ります。
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FX業者によって、約定力・スリッページの発生率に差があります
一般的に、サーバーが強く約定力(約定能力)が高いFX業者はスリッページがおきにくく、反対にサーバーが弱かったり、スプレッドが狭いFX業者はスリッページが発生する事が多い様です。
スリッページが起きにくく、約定力が高いFX業者の具体例としては、OANDA JAPAN オアンダジャパン、マネーパートナーズ、マネックスFXなどが挙げられます。FX 約定力 比較
FX業者によっては注文の際、「許容スリップ」の設定をする事により、スリッページによる約定拒否を回避して、注文が施行される様に設定できるFX業者も有ります。
約定の遅延(タイムラグ)は、どのFX業者でも起こりえるものですが、あまりにも不利なスリッページが頻繁に起きて損失が拡大している場合は、FX 比較サイトでFX業者を見直した方が賢明かもしれません。
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