PR

外為ジャパンFX MJ 約定能力 約定力 約定率 低い 約定拒否 スリッページ 滑り

FX 約定能力
この記事は約6分で読めます。
女の子 顔アイコン
この記事は、画面を二本の指で広げれば拡大/縮小出来ます。

FX業者の外為ジャパンFX(旧MJ FX)の約定力(約定能力)は低いです。
個人的にはFX業界最低クラスの約定率だと思います。(あくまで個人的な外為ジャパンFXの約定率の感想です。)

外為ジャパンFXは特にストリーミング注文 成行注文の場合にスリッページが発生する事が有ります。
また、外為ジャパンFXは成行注文時にスリッページの許容値を0に設定した場合、約定拒否が発生する場合が有ります。

約定処理の不正で業務停止処分

外為ジャパンは法令違反が認められたとして、平成21年10月20日に金融庁及び証券取引等監視委員会から行政処分、及び業務停止処分を受けています。

以下、東海財務局のウェブサイトからの引用です。

(社名が旧社名の「MJ」となっていますが、社名がMJから外為ジャパンに変わる前と後では、経営陣・システム構成などは一切変わっていません。)

平成21年10月20日
東海財務局

株式会社MJに対する行政処分について

1.株式会社MJに対する検査の結果、以下の法令違反行為が認められた
事から、証券取引等監視委員会より行政処分を求める勧告が行われた。
(平成21年10月9日付)
(1) 電子情報処理組織の管理が十分でないと認められる状況
株式会社MJは、平成19年4月から同20年11月までの間に、外国為替証拠金取
引に係るシステムにおいて、少なくとも74件のシステム障害を発生させて
おり、これらのシステム障害では、顧客の取引に損失を与えたものも多数含
まれている。

しかしながら、株式会社MJにおいては、システム管理及びシステム障害発生時の
対応に関する諸規程の整備が不十分であり、実効性を伴う内容となっていな
いこと、システム管理の殆どを担っている外部委託先の管理に関する規程・
態勢が整備されていないこと、また、経営陣のシステムリスクに対する意識
が低い事から、システム障害発生時の顧客対応においては、各部署が場当
たり的な対応に終始し、顧客から障害発生に起因する損失が発生したとして
苦情等の申し出があったものについてのみ、損失補てん等の対応を行うなど、
十分な対応がなされていない。
また、システム障害発生時における顧客への
影響の調査も外部委託先任せとし、調査結果を鵜呑みにしたことにより、シ
ステム障害に起因する顧客被害を見落としている事例が認められた。
以上のように、株式会社MJにおけるシステムリスク管理態勢については、極めて
杜撰(ずさん)
な状況が認められた。

~中略~

(3) 顧客に対する注文方法の提示において誤解を生ぜしめるべき表示をする行為
株式会社MJは、インターネット取引による外国為替証拠金取引において、顧客
から注文を受けた場合、①顧客取引を約定させた後、カバー取引先に発注
する方法と、②受注レートでカバー取引を執行し、当該カバー取引が成立
した後に顧客注文を約定させる方法の、2通りの約定経路を設けている。
また、株式会社MJは、上記①の方法を原則としており、株式会社MJが指定した
特定の顧客につき、上記②の方法を採用している

このような状況下、平成20年5月30日から同年12月1日までの間に②
に指定された顧客51名の成行注文は、①の顧客の成行注文が速やかに約定
する中、58,329件の注文のうち少なくとも25,466件の注文が不成立となっ
ている
ほか、少なくとも30件の約定が①の顧客の約定に比して5秒以上遅
延し、うち5件についてはロスカット注文が遅延したことにより損失が拡大
するなど、両顧客の間では著しい差異が生じている。

1.業務停止命令
平成21年10月26日から同年11月1日までの間、全店舗における全て
の店頭デリバティブ取引等業務(顧客取引の結了のための取引等を除く)
の停止。

引用ここまで。
行政処分の全文はこちら(pdf)

社名を「外貨ジャパン(がいかじゃぱん)」や「為替ジャパン(かわせじゃぱん)」と間違って呼ぶ方が時々いますが、正しい名前は「外為ジャパン(がいためじゃぱん)」です。

ちなみに外為ジャパンはジャスダック上場企業プラネックスコミュニケーションズの子会社です。

特定の顧客だけ意図的に約定を不利に

東海財務局のウェブサイトに記載されていますが、外為ジャパンFX(旧MJ FX)が行っていた「特定の顧客だけ意図的に約定を不利にしたり、ロスカット注文を遅延させて顧客の損失を意図的に拡大させる」という違法行為は、企業としてあまりにも悪質です(-_-;)

お前はもう、死んでいる 北斗の拳

これでは、約定が不利な②の顧客に指定された時点で、そのトレーダーは、もう死んでいます。スリッページ対策の方法が全く有りません。

FX サーバーが貧弱で、全員一律に約定能力が低いならともかく、勝手に約定が不利な②の顧客に指定しており、外為ジャパンはどうも会社の体質が気持ち悪いです。

例え、約定が不利ではない①の顧客に指定されたとしても、74件のシステム障害に関しては顧客全員一律に被害を受けるわけですし、これらのシステム障害では、顧客のFX取引に損失を与えたものも多数含まれています。

カモリスト存在の可能性?

カモネギ

外為ジャパンFXがどういう顧客を対象に、約定が不利な②の顧客に指定したのかは知りませんが、行政処分の内容から判断するに、不利なスリッページを起こしても文句を言わない顧客を選りすぐった「カモリスト」でも作成していたのでしょうか?(‘A`)

旧MJ社員が何の基準もなく、適当にサイコロ振って約定が不利な②の顧客に決めたとは到底思えません。

2ちゃんねる等の掲示板を見ると、「MJは詐欺」と言った悪評を約定を不利にされた方から言われている様ですが、この有様では被害を受けた方から詐欺と言われても仕方無いと思います。

現在、外為ジャパンFXでFX取引されている方で、システムダウンで損失を被ったり、不利なスリッページ、不自然なスプレッド拡大、レート操作などを経験したと言う方は、早急にシステムが安定していて、約定能力も高いFX業者に移られる事を強くお奨めします。

FX 約定能力 約定力 比較
FX スプレッド 比較 ← FX業者のスプレッド・システム安定性の比較

FX比較サイト・FXブログでの外為ジャパンFXの評判について

ネットで外為ジャパンFXの約定率について調べると

  1. 「外為ジャパンFXの約定能力は過去は悪かったが今は改善されています。」
  2. 「外為ジャパンFXは最近ではサーバーの増強を行っています。」
  3. 「外為ジャパンFXのスリッページ現象は、今はかなり改善されてきています。スリッページ設定ができますし、スプレッドも好条件です。
  4. 「外為ジャパンFXはFXスキャル達人の私がイチ押しするFX業者!私がメインでトレードしているFX業者がココ。 外為ジャパンFXは大変おススメのFX業者です!」

と言った事が書かれている怪しげなFX比較サイトやFXブログが多数見つかります。
中には、雑誌やポータルサイトにFXの記事を執筆しているFXトレーダーが、自分のFXブログで外為ジャパンFXを必死に推奨している場合も有ります。

しかし、これらの怪しげなFX情報サイトやFXブログの大半は外為ジャパンが行政処分を喰らう前の、トラブル頻発中の頃から今に至るまで、何故か外為ジャパンFXを絶賛し続けているうえ、行政処分及び業務停止処分について全く触れていません。

よって、こういったサイトは信用に値する物では無いと考えて差し支え無いと思います。

(外為ジャパンFX 関連記事)

コメント

  1. コロネ より:

    こんなに酷かったんですね!(il`・ω・´;)
    噂には聞いてましたが恐ろしい・・・
    私が使ってる外為オンラインさんは特に問題無いです♪
    選んだ理由は取引高No.1だった事w
    やっぱ無難なとこ選ぶのがいいですね( ̄∇ ̄*)ゞ