単元株式数とは? 意味 説明 解説
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単元株式数(たんげんかぶしきすう)とは、「株の最低売買単位」を指します。現在、株の最低売買単位は100株もしくは1,000株です。
「株の最低売買単位」とは「証券取引所、及び証券会社で売買可能な最低株数」の事を言います。
スーパーでタマゴが6個や10個パックで売られていたり、鉛筆が1ダース(12本)単位で売られているのと同じです。
単元株制度は、FXにおけるFX 最低取引単位やFX 1ロット 1枚に該当します。
株売買 必要金額 計算方法
例えば、トヨタ自動車の単元株式数は100株なので、トヨタの株を購入しようと思っても1株だけ購入する事は出来ませんし、101株購入する事も出来ません。「100株以上、100株単位」の株取引となります。
以下 以内 未満 以上 超 超える 以前 以後 以降 違い 意味 ← 以上の意味の解説。
トヨタ自動車の現在の株価が6,000円の場合
6,000円(現在の株価)×100株(単元株式数)=60万円。
となり、最低60万円の資金がトヨタ株100株購入に必要になります。
200株なら、倍の120万円が必要です。
単元株式数の統一
現在は、単元株式数=100株もしくは1,000株に統一
2001年(平成13年)に単位株制度が廃止され、単元株制度になってからは、単元株数が1株や10株の会社も有りました。そういった会社の株は1株や10株単位で購入できました。
しかし、単元株数がバラバラになった結果、ジェイコム株 誤発注の様な事件が多発しました。
その為、2014年(平成26年4月1日)から東京証券取引所は株の売買単位を100株及び1,000株に集約しました。
従って現在は、どの会社も単元株式数=100株もしくは1,000株になっています。
2018年10月までに売買単位を100株に統一
東京証券取引所をはじめとする全国の証券取引所では、投資家の利便性を向上させるため、2018年10月をメドに売買単位を100株に統一するための取組みを進めています。
詳細はこちら。日本取引所公式サイト 売買単位の統一
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