以下、時事通信より引用。
11日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、世界的な景気減速により原油需要が一段と減退するのではないかとの懸念などを背景に大幅反落した。
米国産標準油種WTIの中心限月12月物は前日終値比3.08ドル安の1バレル=59.33ドルと終値ベースでは2007年3月以来約1年8カ月ぶりの安値で終了した。
NY原油が60ドル代を割り込みました。
4カ月前につけた過去最高値147.27ドルからの下落幅は60%超となっています。
60ドル代割れの要因は、世界的な景気減速のほか、海外の為替市場でユーロに対してドルが堅調だったことなどから、ドル建ての原油先物に割高感が出た事も影響した様です。
なお、11日のWTIの原油先物相場は、一時、58.32ドルまで下落しています。