1.くりっく365のランド円レートのASK値とBID値が3円以上開く異常事態
くりっく365加盟企業全てのランド円(ZAR/JPY)取引で「ASK値とBID値が3円以上開く」という異常事態が、2009年10月31日の早朝(10月30日のNYクローズ)に発生しました。
クローズ直前まで11円台中盤で推移していた、くりっく365の「南アフリカランド/円(ZAR/JPY)」がクローズ直前に突然、BIDレート「8.415円」という異常値を付け、そのままクローズしました。
ほんの一瞬で南アランド/円が25%以上も暴落しています。
これは米ドル円なら約20円、ユーロ円なら約30円、ポンド円に至っては約50円という信じられない大暴落です。
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2.スター為替証券のプライスボード ランド円 買気配8.415円
スター為替証券 くりっく365にログインしてプライスボードを見てみると、ランド円のASK値(売気配)は11.535円なのに対し、BID値(買気配)が8.415円に暴落しています。
くりっく365のFXの場合、全ての加盟業者が同一のレートなので、スター為替証券以外の「くりっく365」取扱い業者のZAR/JPYレートも同様にバッドレート(異常値)が配信されています。
くりっく365以外の一般の相対FX業者(外為どっとコムやマネーパートナーズなど)のランド円のBID値は全て11円台を指しているので、くりっく365だけ異常レートが配信された様です。
なお、現金最大1万円キャッシュバックキャンペーンを実施しているGMOクリック証券 FXネオは、くりっく365とは別物です。
3.INV@ST証券(インヴァスト証券)くりっく365 ランド円暴落チャート
↓インヴァスト証券「くりっく365」のBID値の1分足チャート(クリックで拡大)
INV@ST証券(インヴァスト証券)くりっく365にログインして上のBID値の1分足チャートを見ると、クローズ直前にランド円(ZAR/JPY)のBID値が垂直に3円以上も下がっているのが分かります。
こうなると、もはやナイアガラですら有りません。
「壁」とか「レーザー」とかいった方が良さそうです。
そう言えば昔、コナミコマンドってありましたね。
↓インヴァスト証券「くりっく365」のBID値の日足チャート(クリックで拡大)
同じくINV@ST証券(インヴァスト証券)くりっく365のランド円(ZAR/JPY)BID値の日足チャートです。
重要指標時のティックチャートか分足チャートにしか見えませんが、紛れも無く今年2009年6月からのランド円の日足チャートです。
4.強制ロスカット状態多数、逆に安値でランドを買えた人はゼロ
この「くりっく365」のランド円BID値の異常レート(バッドティック)配信により、くりっく365でランド円のロングポジションを取っていたかなりの人数の方がロスカット状態になっています。
同じ「くりっく365」のFX業者でも、業者によってロスカットが施行される場合と、されない場合がある様です。
ただ、異常レート後に取引が成立せずクローズしているのでロスカットに引っかかったというメール通知は来ていても、実際に8.415円というレートで決済されたという人は今のところいない様です。
また、スター為替証券 くりっく365のプライスボードを見るとASK値は下がっておらず、スプレッドがBID値のみ拡大している状態となっているので、我々個人投資家は「誰もランドを安値で買えなかった」と言う事になります。
もし、このままランドレートが異常値の状態で週明けの取引が開始された場合、マーケットメイカーの丸儲けとなってしまう可能性が有ります。
5.くりっく365 ランド円 8円事件 各社の対応は?
ランド円(ZAR/JPY)異常レート事件に関して、週明けの月曜以降に各FX業者から正式な発表があると思いますが、現時点で東京金融取引所や一部の「くりっく365」加盟業者は誤配信では無く「正常なレートである」と回答しています。
つまり、くりっく365のシステムトラブルでは無く、マーケットメーカーの仕業という可能性も考えられます。
現在、くりっく365でマーケットメイクを行っている金融機関は、ゴールドマン・サックス証券、ドイチェ・バンク・アクチエンゲゼルシヤフト(ドイツ銀行)、 コメルツバンク・アクツィエンゲゼルシャフト(コメルツ銀行)、野村證券、三菱UFJ銀行の計5金融機関です。
仮にマーケットメーカーの仕業だとしても、そもそもこんな異常レートでの約定がまかり通ってしまうのでは、いくら何でも「くりっく365」の信用問題に関わると思います。
6.今回の「くりっく365」ランド円異常レート配信に対する我々の対策は?
今回の「くりっく365 ランド円 8円事件」の様な異常レート配信に対する一番簡単な対策として、くりっく365で取引する時は「実効レバレッジ1倍以下で売買する」という方法が挙げられます。
これなら、ランド円が異常値で突然1円に暴落しても大丈夫です。
レバレッジを上げたい場合は、外為どっとコムやマネーパートナーズと言った一般的な相対FX業者で取引するのがいいと思います。
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また、FX Online Japan(エフエックス・オンライン・ジャパン)の場合、 ギャランティーストップと言う、最初に指定したストップレートでポジションを確実に清算する特殊なストップ注文が可能です。
ギャランティーストップなら、重要指標や週明けの窓明けと言った事態でレートが飛んだ場合でも、事前に指定したストップレートで決済されます。
くりっく365以外の税制優遇のFXとして、ひまわり証券 大証FX 取引手数料無料 キャンペーンを実施しているひまわり証券「大証FX」が有りますが、こちらは現状では南アフリカランド/円の取り扱いを行っていません。
既に損失が出てしまった方の場合は、損失が比較的小額ならFX キャッシュバックキャンペーンで穴埋めすると言った方法も有ります。
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といっても、最終的には異常値による損失を全額チャラにしてもらわないと、たまったものではありませんが(‘A`)