ロスカット = 損失拡大防止システム
ロスカット(ストップロス)は、FXの損失拡大防止のシステムです。
ポジションまたは口座全体の評価損が、ある一定レベルに達した時に、さらなる損失の拡大を未然に防ぐために、その対象ポジション又は口座の全ポジションを手動もしくは自動的に反対売買により決済するのがロスカットです。
自動的にポジションを清算
株の現物取引の場合は、自分の判断で自らロスカット注文(ストップロス注文)を行います。
女性「それに対しFXは、損失が一定レベルに達した時に自動的にロスカットが行われます。」
どの程度の損失で自動ロスカットされるかは、FX業者によって異なります。
またFX業者によっては、ロスカット手数料を徴収される場合も有ります。
口座残高マイナスを阻止
FXではレバレッジを掛けて自己資金以上の取引をする事が出来ます。
従って、この自動ロスカットルールが無いと、損失が「取引保証金額」や「預かり資産の額」を上回ってしまいます。
女性「つまり、FXの口座残高がマイナスになります。」
自動ロスカットが間に合わないケース
通常は自動ロスカットルールにより、FXの口座残高がマイナスになる事は有りません。
しかし、下記の様な状態に陥った場合はロスカットが間に合わない場合が有ります。
よって、レバレッジの高いFX取引はできれば避けた方が懸命です。
金融のプロでも普段は5倍ぐらいのレバレッジが普通で、滅多に無いチャンスと判断した場合でもレバレッジ10倍くらいが常識です。
自動ロスカット 回避方法
FXでは必ずしもレバレッジを掛けて取引しなければいけない訳では有りません。
ですから、下記の様な対策を取ることによって、FXの為替リスクは外貨預金と同等もしくは、それ以下になり、強制決済や口座残高がマイナスになる事を回避する事が出来ます。
強制ロスカット 回避方法
- 保有するポジションを上回る証拠金を口座に入金しておく。
- 保有する外貨のポジションを減らし、実効レバレッジを1倍以下にする。
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海外FX業者について
ネット上には「海外FX業者はレバレッジ1,000倍で、追証ゼロのゼロカットシステムが導入されているので安心」と言った謳い文句で、海外FX口座の開設を勧めるブログやサイトが山ほど有ります。
しかし「サポートが英語、出金拒否や詐欺業者の可能性、税率が高い」などの理由から当ブログ管理人はオススメしません。
詳しくは海外FX業者 メリット デメリットを参照して下さい。
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コメント
強制ロスカットの 回避方法ですが
たとえば100万円の資金で2ロットで
トレードするとしましょう
(実行レバレッジでなく業者レバレッジで)
この場合、
高レバと低レバとの設定口座を比較したとき
低レバの方は証拠金維持率が低いので
スグにロスカットされてしましますが
一方高レバだと証拠金維持絵率が高いので
スグにはロスカットにならないですよね?
しかし、反面「塩漬け」になる可能性はありますが・・・