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FX 銀行 ペイオフ 1000万円 対策 複数銀行 外貨預金

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前回、日本振興銀行 破綻 倒産 ペイオフという記事を書きました。

ペイオフは「元本1000万円までと、その利息」しか預金が保護されず、超えた分に関しては預金保護の対象外です。

日本振興銀行の破綻は、かなり特殊な例とは言え、今後経営基盤が脆弱な銀行は倒産する可能性も有ります。
金融機関の倒産から資産を守る方法としては、

ペイオフ対策 一例

  1. 銀行に預けるお金を、1行あたり1000万円までにする。
  2. 全額信託保全を導入している店頭FX 相対FX取引のFX業者で運用する。
  3. 国が顧客のお金を全額保護している「くりっく365」のFX業者で運用する。
    くりっく365 比較 手数料
  4. タンス預金する

と言った方法が挙げられます。

銀行のペイオフ対策の基本は、複数の銀行への資金の分散

1番目の「銀行に預けるお金を、1行あたり1000万円までにする」ですが、ペイオフは1金融機関ごとに元本1,000万円までと、その利息等が預金保険機構によって保護されます。

従って複数の銀行に1,000万円ずつお金を預ければ、全部の銀行が倒産しても預金は全額補償されるので、預金の額が多い方は複数の銀行に預金すればペイオフ対策になります。

ペイオフ対策 一行に2口座 有効か?

ペイオフ実行の際は預金者の名寄せが行われるので、同じ銀行の別の支店に、同じ氏名で複数の口座を持っていても、名寄せによって1つに集約されてしまうので、結局1,000万円までしか預金は保護されません。

よってペイオフ対策に、同じ氏名で一行に2つの口座を作っても無意味です。

預金保護の対象外の金融商品・銀行もあり

なお、銀行の全ての金融商品が預金保護の対象にはなっていないので、要注意です。
例えばシティバンク銀行(CITI BANK)は、円預金は預金保険の保護対象となりますが、外貨預金に関しては預金保護の対象外です。
シティバンク銀行 CITI BANK 倒産 破綻 潰れた 場合

外貨預金は預金保険制度の対象外のため、全ての銀行において預金は1円も保護されません。

また、スタンダードチャータード銀行やHSBC銀行の様に、円預金も外貨預金も預金保護の対象外という銀行もあるので要注意です。
以前、両方の銀行で定期預金を組んでいた事のある私が言うのも何ですが(^_^;)

預金している銀行が預金保険制度の対象であるか否かに関しては、各銀行のホームページ、又は預金保険機構のサイトで確認出来ます。

最後の「タンス預金する」は、金利が付かないうえ、火事や泥棒に対して脆弱なのが欠点です。

FXのペイオフ対策の方法は?

FX ペイオフ 対策」ですが、店頭FX 相対FXは2010年2月1日より施行された全額信託保全義務化により、現在どのFX業者に1,000万円以上の証拠金を預けた場合も全額保護されます。

くりっく365や大証FXの場合は、国の公的な保護によって証拠金は全額保護されています。
よって、FXにペイオフ対策は特に必要有りません。

こう考えると、ヤバイ銀行に1000万円以上の大金を預けたり、外貨預金を組んだり、タンス預金をするぐらいなら、FX業者にお金を預けた方が遥かにマシだと思います。

外貨預金が保護の対象にならないのなら、FXでレバレッジ1倍で運用する方がいいと思います。
ちなみに私の場合、以前は外貨建てでの運用は外貨預金を使っていましたが、今はFX等に移行しています。

(日本振興銀行 関連記事)