既に、テレビや新聞で放送されているので皆さんご存知と思いますが、2010年9月15日 AM10:35分頃、日銀(日本銀行)が6年半ぶりに、単独介入で為替介入を実行しました。
日銀による介入の結果、ドル/円は82円台から85円台、ユーロ/円は108円近辺から111円台まで上昇する効果を出しました。
上の日銀砲チャート画像はFX業者大手の外為どっとコムのリッチアプリ版「stage chart」で表示したドル円1分足チャートです。
「stage chart」を見ての通り、為替介入の直後から見事なまでの昇竜拳となっています。
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「stage chart」は12通貨ペア、24種類のテクニカルチャートを搭載していて、リッチアプリ版はチャートを始めとした様々な情報をタブで即座に切り替えられるので、小さいモニタでも使い勝手の良いツールです。
ちなみに為替レートのリアルタイムはサイバーエージェントFX 外貨exや外為オンラインのサイトでも見れます(リンク先の少し下に為替レートの一覧があります)
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為替介入の効果は限定的?
今回の為替介入について、外為どっとコム 速報メールサービスでは、2010年9月15日 AM10:56に送信されています。
【News】円売り優勢10/09/15 10:56
円売りが優勢となっており、ユーロ・円は9月3日以来となる109円台乗せ、スイス・円は7月15日以来となる84円台乗せとなっている。また、豪ドル・円は79円台乗せ目前まで推移している。なお、一部報道では日銀による円売り介入が伝えられている。
現在、
ドル・円 83.92/94
(H84.03/L82.86)
ユーロ・円 109.01/05
(H109.19/L107.70)
ユーロ・ドル 1.2991/93
(H1.3022/L1.2977)
豪ドル・円 78.90/94
(H78.97/L77.91)
ポンド・円 130.12/18
(H130.30/L128.54)
NZドル・円 61.61/66
(H61.67/L60.74)
野田財務相は2010/9/15 午前の会見で、今後も「必要な時には為替介入を含めて断固たる措置をとる」と発言したものの、一部報道では為替介入の効果は限定的との声も聞かれます。
9月15日に市場介入で使った金額は恐らく2兆円程との事ですが、円売りに使った正確な金額は、外為どっとコム 速報メールサービスで「外国為替平衡操作の実施状況」という件名で月に一度届きます。
短期的に見れば、日銀砲の威力は絶大
それにしても、今後の中長期の為替相場の動向はともかく、短期的に見れば為替介入の効果は絶大です。
「日銀砲」の異名は伊達では有りません。
以前私は、「為替介入 円売り介入 単独介入 協調介入 可能性 効果」という記事で、「為替介入の可能性は低く、仮に介入したとしても効果が低い」なんて書きましたが、見事に大ハズレでした_| ̄|○