ユーロ円 スワップポイント 逆転
最近、FXでは
ユーロ円の買いスワップポイントがマイナス
ユーロ円の売りスワップポイントがプラス
になる逆転現象が起きています。
ユーロ円ロング(買い)でスワップポイントがマイナスになるのは、東日本大震災直後のスワップポイント 逆転 ドル円 スワップマイナス以来だと思います。
SBI FXトレード スワップポイント
上の画像は、ユーロ円 EURJPY スプレッド 比較した場合、スプレッドが国内の店頭FX 相対FXで最も狭いと思われるSBI FXトレード(SBI FXTRADE)のSBI FXトレード スワップカレンダーですが、御覧の通り、2012年9月1日のユーロ円(EURJPY)の買いスワップポイントが「-0.0004」となっています。
「-0.0004」と言う事は、1万通貨のポジションの場合、1日あたり4円の金利を支払う事になります。
上の画像には有りませんが、日によってはユロ円(ユーロ円)のスワップポイントが売り買い何れも0円という時も有ります。
スワップポイントゼロならともかく、買いでマイナススワップだと、FXでユロエンを持ってるだけでもリスキーです(;´Д`)
ユーロ円 スワップポイント マイナス 理由
ユーロ円のスワップ金利がマイナスになっている理由は簡単で、ユーロ 欧州 ニュースを見ている方なら分かると思いますが、ギリシャ破綻 ギリシャデフォルト懸念などのユーロ問題で「ユーロの金利が下がったから」です。
FXは2つの通貨のペアを取引します。金利はその通貨の国の政策金利により決定されますから、どうしても2つの通貨のペアには金利の差が出ます。
FXでは、その金利の差を受け取り、または支払うことになるわけです。これがスワップポイントです。
ユーロ円(EURJPY)の場合、ユーロの政策金利は引き下げられ、現在、FX ロング 買いポジションを持つと毎日数円のスワップ金利を支払わなくてはなりません。
逆に、FX ショート 売りポジションを持つと毎日数円のスワップ金利が貰えます。これは1枚(10,000通貨単位)の場合で、枚数を多く持つとその枚数分スワップ金利の受け取り・支払いが毎日生じます。
スワップがマイナスとプラスのFX業者が有る理由
FXでいくらスワップポイントが付くかは、基本的にはその国の政策金利により決まるわけですが、FX取引している顧客に対してスワップポイントをいくら支払うか・支払ってもらうかは各FX業者に任されています。
その為、どうしてもFX業者によってユーロ円(EURJPY)のスワップポイントに僅かな差が出ます。
ですから、ユーロ円のスワップポイントの様に、買いと売りのスワップの差が小さい場合、ユーロ円のスワップポイントがマイナスのFX会社と、プラスのFX会社が出てきます。
従って、ユーロ円のロングポジションを大きめに長期保有しようと考えている方は、ユーロ円 EURJPY スプレッド 比較だけでなく、FX スワップポイント 比較して、ユーロ円のスワップポイントが良いFX業者を選ぶことが大切になってきます。
マイナススワップを「両建て」で回避
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買いスワップポイントがマイナスになる「逆スワップ」現象が発生した場合、FX 両建てする手も有ります。
店頭FX 相対FX取引のFX業者は通常、プラススワップよりも、マイナススワップの方を大きくします。つまり両建てにすると毎日少しずつ資金が減っていきます。
その点、DMM FXは、買いと売りのスワップポイントを+-逆で同じ金額にしている(※注1)珍しい店頭FX業者です。(画像右)
従って、DMM.com証券 DMM FX 両建てなら、買いスワップポイントがプラスになるまで両建していれば資金が減る事は有りません。
※注1:金利の変動や通貨ペアによっては、買いと売りのスワップポイントの金額が違う場合が有ります。