ユーロドル スワップポイント 逆転
現在、FXでは
ユーロドルの買いスワップポイントがマイナス
ユーロドルの売りスワップポイントがプラス
になるスワップポイント逆転現象が発生しています。
SBI FXトレード スワップポイント
上の画像は、ユーロドル EURUSD スプレッド 比較した場合、スプレッドが国内の店頭FX 相対FXで最も狭いと思われるSBI FXトレードのSBI FXTRADE スワップポイントですが、一番上のユーロ/ドル(EUR/USD)の買いスワップポイントが「-0.0009」となっています。
ショート(売り)では無く、ロング(買い)でマイナススワップなので、FXでユーロ/ドルのロングポジションを持っている方は要注意です。
ユーロドル スワップポイント マイナス 理由
ユーロ/ドルのスワップ金利がマイナスになっている理由は、ギリシャ破綻 ギリシャデフォルト懸念を始めとするPIIGS ピッグス諸国のユーロ問題で、インターバンクのユーロ通貨の金利が低下しているからです。ユーロ 欧州 ニュース
FXは2つの通貨のペアを取引します。金利はその通貨の国の政策金利により決定されますから、2つの通貨のペアには金利の差が出ます。
FXでは、その金利の差を受け取り、または支払うことになるわけです。これがスワップポイントです。
ユーロドル(EURUSD)の場合、ユーロの政策金利は引き下げられ、現在ロングポジションを持つとスワップ金利を支払わなくてはなりません。逆にショートポジションを持つとスワップ金利が貰えます。
スワップがマイナスとプラスのFX業者が有る理由
FXでいくらスワップポイントが付くかは、基本的にはその国の政策金利により決まるわけですが、FX取引している顧客に対してスワップポイントをいくら支払うか・支払ってもらうかは各FX業者に任されています。
その結果、FX業者によってユーロドル(EURUSD)のスワップポイントに僅かな差が出ます。
ですから、ユーロドルのスワップポイントの様に、買いと売りのスワップの差が小さい場合、ユーロドルのスワップポイントがマイナスのFX会社と、プラスのFX会社が出てきます。
従って、ユーロドルのロングポジションを大きめに長期保有しようと考えている方は、ユーロドル EURUSD スプレッド 比較に加え、FX スワップポイント 比較して、ユーロドルのスワップポイントが良いFX業者を選ぶことが重要です。
マイナススワップを「両建て」で回避
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買いスワップポイントがマイナスになる「スワップ逆転」となった場合、FX 両建てする手も有ります。
店頭FX 相対FX取引のFX業者は通常、プラススワップよりも、マイナススワップの方を大きくします。つまり両建てにすると毎日少しずつ資金が減っていきます。
その点、DMM FXは、買いと売りのスワップポイントを+-逆で同じ金額にしている珍しい店頭FX業者です。(画像右)
従って、DMM.com証券 DMM FX 両建てなら、買いスワップポイントがプラスになるまで両建していれば資金が減る事は有りません。