トリガー(用語解説)
トリガー(又はトリガ)とは、何かの動作を開始する「きっかけ」となる「命令や信号」と言う意味です。
動作開始の「きっかけ」
女性「拳銃の引き金は、英語でトリガー(Trigger)と言います。」
これは「ピストルの引き金」が「弾丸を発射する動作のきっかけ」となっているからです。
悪い出来事の「きっかけ」
女性「戦争・紛争などの誘因(ゆういん)、きっかけ、はずみ等も、トリガーと呼ばれます。」
トリガー注文(投資用語)
「トリガー注文」とは、株やFXなどの投資で使われる用語です。
指定レートで注文を執行
トリガー注文は「指定したレート(価格)に達したら、そのレートで指値注文(さしねちゅうもん)」
もしくは「成行注文、ストリーミング注文で、買い又は売り注文を出す」
と言う注文方法です。
指値 トリガー 違い
「通常の指値注文」と「トリガー注文」は、どちらも買い又は売り注文を執行する(出す)点では同じです。
ただし「トリガー注文は、指定したレートに達しない限り注文を出さない」と言う点が、通常の指値注文とは異なります。
トリガー注文 使い方
トリガー注文の使い方の例として
- 現在の株価(又は為替レート)は115円。
- レートが116円に達したら買い注文を出す。
- もしくは114円になったら売り注文を出す。
と言った感じで使います。
損失限定で使用
トリガー注文は主に、損失限定目的で使われる事が多いです。
女性「自分の予想が外れた場合に、損失を出来るだけ最小限に抑えたい。」
関連用語
トリガ注文
トリガー注文は「トリガ注文」と呼ばれる事も有ります。
どちらも意味は同じで、違いは有りません。
逆指値注文
トリガー注文は、一般的には「逆指値注文(ぎゃくさしねちゅうもん)」と呼ばれます。
トリガー指値注文(投資用語)
トリガー指値注文は「指定したトリガーレート(価格)に達したら、別に指定した価格で指値注文(さしねちゅうもん)で、買い又は売り注文を出す」と言う注文方法です。
トリガー注文との違い
普通の「トリガー注文」は、トリガー価格になった時点で、そのトリガー価格で指値注文が執行されます。
トリガーと指値を別設定
それに対し「トリガー指値注文」は、予め「トリガー価格」と「指値価格」を別々に入力し発注します。
そしてトリガー価格になった時に、そのレートで売買するのでは無く、トリガー価格とは別に設定したレートで注文を執行します。
指値注文以外との組合せ
岡三アクティブFX
岡三オンライン証券 岡三アクティブFXでは「トリガー指値注文」以外にも、「トリガー逆指値注文」、「トリガートレール注文」などの高度な注文が可能です。
つまり「トリガー注文+別の注文方法」と言う「二段構え」の注文が出来ます。
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