FX業者からの電話について
勤務先にFX業者から電話は来る?
サラリーマンがFX、バイナリーオプション、株取引の口座開設、デモ取引の登録をする際に気になるのが、職場にFX業者から「売買を強要したり、セールスや勧誘などの電話が執拗にかかって来るかどうか?」です。
結論から言うと、FX業者や証券会社が職場へ電話をかけて来る事は、ほぼ100%有りません。
FX業者の勧誘行為は法律で禁止
FXやバイナリーオプションは、金融商品取引法において不招請勧誘禁止の対象となっている店頭デリバティブ取引であるため、お客様により事前に要請がない限り、FX業者は訪問、電話営業、電話勧誘などは一切出来ません。
FX業者によっては、勤務先に電話はかけない事をFAQに明記している場合も有ります。
以下、IGマーケッツ証券(旧エフエックス・オンライン・ジャパン)のサービスFAQより引用です。
Q.勤務先の記入は?
A.就学中の場合は「学生」、お勤めされて居ない場合は「無職」とご記入下さい。
尚、お客様よりご指定の無い限り、弊社よりお客様の勤務先へご連絡することはございません。
引用ここまで。
FX業者は勤め先に電話を掛けない
勤務先(会社名)や所属部署を記入するのは、FXに限らず金融関連の口座を開設する際の定例なので、上記の様に「勤務先へご連絡することはございません」と言った明記がFAQに無いFX業者の場合でも、勤めている会社に電話をかけて来る事は、まず有りません。
ただ、数億円~数百億円と言った巨額の資金を預けたまま、何十年間も取引が無く音信普通になったり、非常識な高レバレッジ取引でロスカットが間に合わず、口座残高がマイナスになって夜逃げでもした場合は、流石にFX業者から電話がかかって来るかも知れませんが(^_^;
勤め先に電話が来るのがマズい場合
職場にFX業者や証券会社から電話が来るのが絶対に嫌なら、勤務先を詐称して嘘の虚偽記載するのでは無く、自営業か無職でFXの口座開設の申し込みをすればOKです。
自営業の場合で店名や屋号が無い場合は、勤務先(会社名)は偽称せず「商号なし」又は「屋号なし」と明記して登録します。
所属部署に関しては、自営業で所属がない場合は空欄でOKです。所属部署の入力が必須の場合「なし」と入力します。
自宅の住所を書いて自営業や無職にしておけば、FX業者や証券会社が自営業を営んでいるか無職かどうかを調べに来たりする様な事は無いので審査に通ってしまうのが現状です。
「会社にFX、バイナリーオプション、株取引などをやっているのがばれたら、絶対に困る」と言う方は、職業を「自営業や無職」にして登録すると良いでしょう。
なお、副業で本当に会社を運営している方の場合、会社名で口座開設する事も可能です。
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自宅に電話が来るのがマズい場合
FXの口座開設の審査は大抵の場合、書類審査だけで済みます。自宅に電話確認が来る事は、ほとんど有りません。基本的にメールや郵送による連絡です。
ただ、一部のFX業者は口座開設の前後に、自宅に在宅確認や操作方法説明などの電話を掛けて来る事が有ります。
「自宅の固定電話にFX業者から電話があったらどうしよう」と気になる方は、連絡先をスマホや携帯電話にしておけば、FX会社から自宅の固定電話に電話連絡が来る事は有りません。
確定申告でFX取引がバレない方法
FXをやっている事を確定申告で会社にバレないようにするには
確定申告書 第2表
「住民税・事業税に関する事項にある給与所得以外の住民税の徴収方法」
の選択で「自分で納付(普通徴収)」を選ぶ
としておけば、FXなどの給料所得以外の住民税と、給料所得の住民税を別々に納付する事が出来ます。
ただ、会社はそこまで細かく見ていない場合も有るので、通常の「特別徴収」でもバレない可能性も有ります。
預金、投資は個人の自由
銀行に口座を作って円普通預金・円定期預金・外貨預金をしたり、FXの口座を作って外貨投資をしたり、株取引をしたりする事は犯罪では有りません。(インサイダー取引は除く。)
FX取引をしている事を会社に知られても、就業時間中にしなければ問題無い訳です。
FX取引・株取引などは個人の自由なので、会社が禁止出来る事では有りません。
従って通常は、それほど気にしなくても大丈夫だと思います。
FXの利益は不労所得扱い
FXで利益を出しても通常は「副業」には該当しません。銀行預金の利息、株の利益などと同じ不労所得の扱いです。不労と言うのは働いていないと言う意味ですから副業では無いのです。
銀行預金の利子を受け取ったり、株やFXで儲けて副業禁止に抵触する事はおよそ有り得ないでしょう。