2010年8月1日から金融庁主導でFX レバレッジ規制(FX証拠金倍率規制)が始まっています。
FX業者のレバレッジ規制を回避する方法はいくつか有りますが、その1つとしてレバレッジ規制の対象外である法人口座を開設するという方法が有ります。
FXのレバレッジ規制は消費者保護が目的なので、規制対象は個人顧客のみとなっています。
よって、法人口座はレバレッジ規制の対象外です。
法人口座なら、レバレッジ無制限(各FX業者の法人口座の最大レバレッジ範囲内)でFXを行う事が出来ます。
FXの法人口座の開設は
法人口座の開設が可能なFX業者
のほか、多くのFX業者で可能です。
FX 法人口座 審査落ち 可能性
法人契約での口座開設は大抵のFX業者で出来るうえ、審査はさほど厳しくないので審査落ちする事は滅多に有りませんが、稀に法人登録での口座開設自体が出来ないFX業者も有ります。
FXでハイレバ取引する為だけに法人化する必要は?
FXでハイレバ取引をする為に法人登録という手も有りますが、わざわざそのために登記するのも面倒です。
「FX 法人口座 作り方」ですが、事業法人の設立の方法として法律で定められたルールに従って手続きを進めていかなくてはなりません。
議事録や申請書など、設立登記の申請に必要な書類を作成し、法務局(登記所)に登記の申請をすれば法人化する事が出来ます。
ところが、会社設立にはお金が掛かりますし、会社口座の場合は、たとえ収支が赤字になった場合でも法人税が掛かります。
又、税理士に依頼すると支払うお金がさらに増えたりと、結構手間が掛かります。
レバレッジは25倍もあれば十分
そもそも、レバレッジは25倍もあれば十分です。
例えば、口座に5万~10万入金して、ドル円で1万通貨の取引すれば、実効レバレッジは約20~10倍となります。
このぐらいのレバレッジで取引している方が比較的多いと思うので、FXのレバレッジ上限が25倍に規制されても個人的には、さほど気にする事は無いと思います。
第一、ハイレバ取引をすると経済指標 重要指標発表時にスプレッドが拡大した瞬間に即、ロスカットされたり、ストップ狩り ロスカット狩りを喰らう可能性が有ります。
自己資金の運用を目的とした法人設立は、租税回避とみなされる場合も
法人化のメリットはハイレバ取引よりも、むしろ節税メリットの方が大きいと思います。
法人取引の場合、FXの税金は法人税となり一律30%の所得税となります。
最も、既に会社を設立し事業活動をされている方が法人口座を開設する場合はともかく、単なる自己資金の運用を目的とした法人の設立は、外部の不特定多数の人からの運用依頼ではない為、外部的経済活動とは認められず、税務署や法務局に租税回避行為とみなされる可能性が有ります。
第一、FXの節税目的で法人を設立して会社口座を作るぐらいなら、税率一律20%の「くりっく365」のFX業者でFX取引した方がマシです。
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関係有りませんが、当ブログ管理人はどうも「FX 邦人化」「FX 法人講座」「FX 邦人口座」「FX 邦人契約」と言った誤変換を度々してしまう事が多いです(^_^;)