2010年1月26日の正午より、フォーランドフォレックス「フォーランドオンライン」で、新規注文の受付が停止され取引停止になっている事件が発生しています。
フォーランド 停止 騒動 ← 事件の詳細はこちら。
フォーランドフォレックス Foreland Forex フォーランドオンライン Foreland Onlinとしては、顧客の建て玉を減らしたい様なので、1月28日以降の顧客の建て玉の状態によっては、ポジションの強制決済の可能性もある様です。
以下、フォーランドフォレックス「フォーランドオンライン」からのメールより引用です。
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[2] 建玉の全部又は一部決済のお願いについて
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皆様方のご協力により現時点までにおいて、建玉数量が一定数量減少
致しましたことを心からの感謝と共にご報告申し上げます。また、カバー取引先金融機関への確認により、少なくとも1月27日中は
任意に決済注文を発注可能な状態を維持できる見込みですが、
引き続き建玉数量の大幅縮減を求められておりますので、
依然予断を許す状況にはなく、保有建玉の全部又は一部を決済すること
による建玉縮減の検討をお願い致したく存じます。⇒1/27も全通貨ペアについて平常時より1銭(1pip)スプレッドが
狭い特別レートで提供致します(相場急変時等は除きます)。⇒1/28以降の取引状態につきましては現時点で未確定であり、
建玉数量の縮減状況なども含めた今後の状況次第となります。
引用ここまで。
2010年1月28日 7時から強制決済される可能性も
上記のメールを見ると、フォーランドフォレックス「フォーランドオンライン」の建玉数量は一定数量減少したものの、1/28以降については未確定となっており、ポジションの強制決済の可能性もありそうです。
なお、フォーランドフォレックスに電話したところ、今後(といっても明日朝までですが)のお客様の状況によっては、1/28日 7時から強制決済がスタートする可能性があるとの事でした。
なお、強制決済対象となる方の基準(ポジション量など)は現時点では不明です。
「自由に決済するなら今のうちです」と言われたので、現在フォーランドフォレックスにポジションをお持ちの方は、強制決済される前に一旦手仕舞いした方がいいかも知れません。
含み損のある方の場合、強制ロスカットになっていまいますが(‘A`)
今回のフォーランド事件に対する、我々の対応は?
今回のフォーランドフォレックス事件は、信託保全義務化に伴う一過性の特殊要因が原因で起きた事件です。
よって今後、フォーランドフォレックスで、同じ事件が繰り返し起こる可能性は、ほぼ無いと言えます。
尚、「フォーランドフォレックス フォーランドオンライン」は、ポジションの持ち越しにより発生するスワップポイントが、業界最高水準の金利で有名なFX業者ですが、常時必ずしも全ての通貨ペアにおいて、スワップ金利がFX業界一位という訳では有りません。
よって、フォーランドフォレックスが不安なスワップ派の方は、スワップが多く、全額信託保全(完全信託保全)を導入している他社のFX口座をいくつか開設して、フォーランドオンラインのFX口座と併用される事をお奨めします。
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