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FX レバレッジ規制導入 正式決定
2009年7月31日、FXのレバレッジ規制導入が正式に決定しました
今回のFX業者のレバレッジ規制(FX証拠金倍率規制)は、店頭FX 相対FXだけでなく、元々最大レバレッジが低めな「くりっく365」などの取引所FXにも法律により適用されます。
2010年8月に50倍、2011年8月に25倍に
2010年(平成22年)8月から50倍、2011年(平成23年)8月から25倍にレバレッジが法律によって制限されます。
以下、アサヒ・コム2009年7月31日からの引用です。
FXの取引倍率規制、金融庁が導入決定 来年8月から
金融庁は31日、少ない元手(証拠金)で多額の外貨が取引できるFXについて、取引倍率(レバレッジ)を抑える規制の導入を正式に決めた。来年8月から取引額を元手の50倍以下に抑え、2年後の11年8月からは一律25倍以下に制限する。業者側の反発は根強いが、投資家保護を優先する姿勢だ。
金融庁は高倍率の取引について、「過当投機であり、顧客が想定外の損失を被るおそれがある」として、規制案を5月に提示していた。業者側は「取引量が急減する」とし、金融庁の意見募集でも、意見を寄せた709の団体・個人のうち約9割が規制に反対。「規制は極端すぎる」「投資は自己責任」と言った声が相次いだ。
金融庁は「業界よりも投資家保護を優先する」として、当初案通りの規制の導入を決めた。FX大手の幹部は「統廃合に追い込まれるFX業者が多数出てくる」と話し、反発はすぐに収まりそうにない。
引用ここまで。
FX レバレッジ規制の結末
9割がレバレッジ規制に反対
結局、金融庁の取引倍率(レバレッジ)規制は、709の団体・個人のうち9割が反対にも関わらず、金融庁の案そのままで可決されました(‘A`)
金融庁の案:店頭FX 取引所FX レバレッジ規制 2010年夏 50倍 2011年夏 25倍
金融庁は一体、何の為にパブリックコメント(意見)を募集していたんでしょうか?
寄せられたパブリックコメントに対する金融庁の考え方はこちら
完全信託保全の徹底が先決
本当に投資家保護が目的なら、金融庁が真っ先にやるべき事は「レバレッジ制限」では無く「完全信託保全の徹底」ですが、金融庁は何故か信託保全に関しては、まるで触れていません。
FX 比較サイトで各社の信託保全導入状況を見ると、低スプレッド業者のうち何社かは、信託保全を全く導入していないのが目に付きます。
高レバレッジ取引で損するのは、競馬やパチンコに全財産突っ込んで負けるのと同じで、自己責任のはずなんですが・・・
やはり、金融庁の真の目的はくりっく365 天下り先確保なんでしょうか・・・
レバレッジ規制 弊害
FX業者が倒産した場合は逆に危険
証拠金倍率(レバレッジ)が低いと、経営状態が芳しくないFX業者にも、いままでより多く資金を入れておく必要が有るので、FX業者が倒産・破綻した際に逆に危険になる面も有ります。
その場合、当然金融庁の職員が自腹で顧客の損失を肩代わりするんですよね?
何しろ言い出しっぺですし(^_^;
私の場合、FXの口座には必要最低限の資金しか入れず、普段は金利の高い住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金に資金を入れておき、資金が不足したらクイック入金でFXの口座に入金しているので逆に投資家(投機家?)保護になってません。
最も、FXの証拠金は基本的に信託保全で保護されていますし、最近はFX業者が倒産・破綻する前に他社に吸収されたり顧客に証拠金を全額返却してから自主廃業する事が大半です。
レバレッジ50倍はあった方がいいと思う
取引倍率(レバレッジ)は2年後の2011年8月からは一律25倍以下に制限との事ですが、現在の為替レートは株価に比べると変動幅が非常に小さいので、個人的には最低でも50倍はあった方がいいと思います。
なお、法令によりレバレッジが仮に25倍になったとしても、米ドル/円1万通貨の取引に必要な証拠金は約5万円なので、FX キャンペーンで5万円の元手で5千円ゲットすることは、今後も出来る様です。
けど、金融庁は25倍以下に制限するとか言ってるんだよなぁ・・(-_-;)
いずれにせよ「統廃合に追い込まれるFX業者が多数出てくる」との事なので、FX業者の数が減る前にFX キャッシュバックキャンペーン(現金プレゼント)に参加しておいたほうが良さそうです。